ページが見つかりませんでした – 呂芸 https://rogei.tokyo Just another WordPress site Thu, 21 Dec 2023 01:59:43 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.3.3 浮世絵、錦絵を高く売りたい方へ、高価買取できる歴史的背景とは? https://rogei.tokyo/%e6%b5%ae%e4%b8%96%e7%b5%b5%e3%80%81%e9%8c%a6%e7%b5%b5%e3%82%92%e9%ab%98%e3%81%8f%e5%a3%b2%e3%82%8a%e3%81%9f%e3%81%84%e6%96%b9%e3%81%b8%e3%80%81%e9%ab%98%e4%be%a1%e8%b2%b7%e5%8f%96%e3%81%a7%e3%81%8d/ Thu, 21 Dec 2023 01:55:38 +0000 https://rogei.tokyo/?p=5024

 

 

浮世絵の歴史

浮世絵とは、江戸時代に成立した絵画ジャンルのひとつで、色彩豊かな風俗画です。

人々の生活やその時々の流行、有名な遊女や役者などの、風俗を題材としたものが多く、庶民の間で広がりを見せました。

浮世とは平安時代にみられる「憂し」からの連体形である「憂き」に「世」が付いた「憂き世」が語源と言われています。

「憂し」は「苦しい」「つらい」を意味する言葉で、「憂き世」は「伊勢物語」のなかでは「つらいことの多い世の中」という意味で用いられています。

この世は「憂き世」で嫌なことばかりという意味で使われていましたが、中世末・江戸時代初頭になると、前代の厭世的思想の裏返しとして、浮かれて楽しく、この世を謳歌して暮らしたいと「浮世」の字が当てられます。

享楽的に生きるべき世の中と逆の意味で使われるようになり、そこから「浮世絵」に代表されるように当代流行の風俗を指す「当世風」といった意味でも用いられるようになりました。

 

浮世絵は江戸時代から大正時代まで、様々な作家が登場し、独特な構図と画法で描かれました。

日本ではじめて浮世絵を描いたのは、江戸時代初期に活躍した日本画家、菱川師宣(ひしかわもろのぶ)だと言われています。

 

浮世絵と錦絵の違い

浮世絵には大きく肉筆画と木版画、ふたつの技法があります。

錦絵は、浮世絵の中でも、多色で刷られたカラフルな木版画のことを指します。江戸時代の中頃に、技法が確立され、鮮やかな色彩は大きな人気を集めました。高級な織物である錦のように美しいことから錦絵と呼ばれるようになったようです。量産が可能になったことで、庶民も安価で手に入れられるようになり、飛躍的に発展したと言われています。

 

錦絵はそれぞれの役割のプロが分業で共同制作し、仕上げているのが特徴です。

まず出版社や書店に当たる「版元」が、題材を選んで企画し、「絵師」は版元の意向に沿って下絵を描きます。

次に「彫師」が下絵に沿って版木を作り、最後に「摺師」が色合いの濃淡や面積などを考えながら刷る順番を決め、版木に色を乗せて摺り上げていきます。

 

    • 世界中の画家に影響を与えた浮世絵

      19世紀中頃の万国博覧会へ日本の美術品・工芸品が出品されたことをきっかけにして、日本美術が欧州で大注目されるようになりました。

      日本のアートはたちまちブームを巻き起こし、「ジャポニズム」として広がりを見せます。

      特に浮世絵は、美術品として高く評価され、ヨーロッパの画家達へも影響を及ぼしました。

      ゴッホやモネが日本の浮世絵に多大な影響を受けたというのは有名な話です。

       

      浮世絵・錦絵の種類

      浮世絵には多くの種類があります。

      代表的なものをご紹介いたします。

       

      役者絵(やくしゃえ)

      歌舞伎役者を描いた浮世絵です。

      歌舞伎は、江戸時代に大成し絶大な人気がありました。

      現在のブロマイドのような扱いで、歌舞伎に出演する人気役者を、人気浮世絵師が描くという相乗効果で大変な人気となりました。

       

      美人画(びじんが)

      美しい女性を描いた作品のことを指します。

      絵師の理想の女性を描いたものや、実際に存在する遊女が名前とともに描かれているものなどがあります。のちに遊女だけではなく、芸者や町で評判の茶屋娘や絵師の妻なども描かれるようになりました。

       

      名所絵(めいしょえ)・道中絵(どうちゅうえ)

      日本各地の名所や風光明媚な景色を描いた風景画の浮世絵です。

      特定の土地の風景や人々の暮らしを描いた「名所絵」と、道中の風景や風俗を描いた「道中絵」があります。

      葛飾北斎(かつしかほくさい)の「富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)」など有名な作品が多くあります。

      明治時代に描かれた、機関車などを題材にした「開化絵」も名所絵のひとつです。

       

      死絵(しにえ)

      歌舞伎役者などの著名人がなくなった際に、描かれていた浮世絵です。

      主に役者、戯作者などがなくなった際に日本各地にいるファンに対し情報を伝える手段として描かれていました。

      死絵には、亡くなった人の絵姿に、没年月日・戒名・菩提寺・辞世(じせい)の句などの情報が添えられています。

       

       張交絵(はりまぜえ)

      江戸時代から明治時代に描かれた様式です。一枚の版画に、漫画のコマのように、いろいろな形や種類の絵を配置しているのが特徴です。

      同じ作者が描くこともあれば、複数の作者の絵が混在している場合もあります。

       

       武者絵(むしゃえ)

      武者絵とは、有名な合戦や名高い武将や英雄などを描いた浮世絵です。

      大昔から描かれたテーマですが、はじめて浮世絵で描かれたのは、江戸時代前期。1672年菱川師宣(ひしかわもろのぶ)が描いた「武家百人一首」からだと言われています。

       

      江戸時代後期には歌川国芳の描いた武者絵が注目を集めました。

      当時、「水滸伝」(すいこでん)という小説が流行しており、それに乗じて描いた「水滸伝豪傑百八人之一個」の錦絵シリーズを描いたところ、大当たりしました。

       

       源氏絵(げんじえ)

      紫式部作の物語である「源氏物語」を題材にした浮世絵のことを指します。

      屏風に一場面を大きく描いたものから絵巻や画帖で詞と絵画を組み合わせ、物語を描いたものまでさまざまな形式があります。

      なかでも「風流略源氏(ふうりゅうやつしげんじ)」などと呼ばれる、江戸時代の風俗に則って描かれた浮世絵は大流行しました。

      江戸時代と「源氏物語」の世界が融合しているのが見どころです。

       

       鯰絵(なまずえ)

      大地震は鯰(なまず)が起こしているという民間信仰から描かれた浮世絵。

      1855年(安政2年)10月2日に起きた安政の大地震の後に、江戸を中心に数多くの作品が描かれました。

       

      横浜絵(よこはまえ)

      幕末から明治初年にかけて、横浜を画題として描かれたおよそ八百数十点の錦絵の総称です。当時の横浜を題材に、主に横浜港、商館風建物、異国人の風俗などが描かれています。

      安政5年に横浜が開港され、急速に欧米文化を受け入れることとになり、江戸の人たちに向けての情報伝達として人気がありました。

      「横浜浮世絵」「ハマ絵」「横浜錦絵」などとも呼ばれます。

       

      春画(しゅんが)

      江戸時代に流行した性風俗を描いた浮世絵です。

      有名な作家が名前を変えて(変名)で描いているものもあるので、探してみるのも面白いかもしれません。

       

      無残絵(むざんえ)

      江戸時代末期から明治時代にかけて描かれた浮世絵の様式のひとつです。

      多くは、芝居の中の殺しの現場などをテーマとしており、

      血液や血痕などを色鮮やかに描いているため、「血みどろ絵」、「残酷絵」、また「無惨絵」と表記されることもあります。

       

    • 有名な作家と代表作

      有名な作家の作品であれば、高額買取の対象になることが多いです。

      浮世絵・錦絵の有名な作家とその代表作をご紹介します。

       

      ・菱川師宣(ひしかわもろのぶ)

      江戸時代前期の作家で、「1枚絵」という観賞用の浮世絵を創始し、「浮世絵版画の始祖」と言われた人物です。

      絵師で初めて、署名入りの絵本「武家百人一首」を刊行しました。

       

      代表作:見返り美人、美人遊歩図

       

      ・鳥居清信(とりいきよのぶ)

      芝居絵を専門に描く画派「鳥居派」を設立した人物です。

      歌舞伎の看板絵を描いて評価され、専属絵師の座を長期間にわたって独占していました。

      看板絵は残されていませんが、1枚絵の役者絵は数多く残っています。

       

      代表作:市川団十良、上村吉三郎の女三の宮

       

      ・鈴木春信(すずきはるのぶ)

      錦絵を生み出したといわれる人物です。

      美人画は、中性的で可憐で可愛らしく、一世を風靡しました。

       

      代表作:雪中相合傘、三十六歌仙 紀友則

       

      ・喜多川歌麿(きたがわうたまろ)

      黄表紙の挿絵や錦絵を描いた後、町娘や遊里の女性たちを魅力的に描き、浮世絵美人画の第一人者となりました。

       

      代表作:ポッピンを吹く女、寛政三美人

       

      ・葛飾北斎(かつしかほくさい)

      浮世絵の巨匠です。

      生前より外国でも知られていました。ジャポニズムブームから、印象派誕生のきっかけを作ったとも言われています。

      90歳で病死するまで、30,000枚以上の作品を描き上げました。

       

      代表作:富嶽三十六景、北斎漫画

       

      ・東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)

      わずか10ヶ月の期間に、140点前後に及ぶ浮世絵を世に送り出し、忽然と姿を消したという、謎の多い浮世絵師です。

      正体は、能役者の「斎藤十郎兵衛」(さいとうじゅうろべえ)や葛飾北斎だったのではないかなど、さまざまな憶測があります。

      目、鼻、まゆげ、手の仕草など役者の特徴を誇張して描く作風のため、役者本人やそのファンから嫌われ、画壇を退くことになったと言われていますが、明治時代後期には高く評価されるようになりました。

       

      代表作:市川鰕蔵の竹村定之進、松本幸四郎の肴屋五郎兵衛、大谷鬼次の奴江戸兵衛

       

      ・歌川豊国(うたがわとよくに)

      歌川派人気隆盛の礎を築いたと言われる人物です。

      はじめは美人画などを手掛けていましたが、25歳のときに「役者舞台之姿絵」と題する役者絵のシリーズ絵を描き、人気を博します。

      役者の個性を誇張して描いた写楽に対して、歌川豊国は役者を美化して描いていたことから、役者自身やファンに好まれました。

       

      代表作:風流芸者身振姿絵、役者舞台之姿絵

       

      ・歌川広重(うたがわひろしげ)

      はじめは美人画や武者絵、おもちゃ絵、役者絵など幅広く活動していましたが、あまり人気が出ず、35歳のときに、葛飾北斎の影響を受けて、風景画に挑戦し、風景画家としての地位を確立しました。

      海外から輸入されたベロ藍という絵具を用いて、美しい夜空や水を表現した青は「広重ブルー」と呼ばれています。

       

      代表作:東都名所、東海道五十三次、名所江戸百景

       

      ・河鍋暁斎(かわなべ きょうさい)

      風刺画を描き、幕末から明治にかけて「反骨の人」として知られた人物です。

      「歌川国芳」(うたがわくによし)から浮世絵を学び、狩野派にも入門経験があります。

       

      代表作:名鏡倭魂 新板、髑髏と蜥蜴

       

      ・月岡芳年(つきおかよしとし)

      歴史絵、美人絵、役者絵、物語絵など、幅広い題材の浮世絵を描いたことで知られ、衝撃的な無残絵を描いた人物としても有名です。

      江戸から明治へと移り変わり浮世絵の需要が失われつつあった当時に最も大成したことから、最後の浮世絵師とも呼ばれています。

       

      代表作:奥州安達がはらひとつ家の図、英名二十八衆句

       

    •  

      浮世絵・錦絵の高価買取のポイント

      浮世絵・錦絵を高く売るためには、綿密な準備・調査、アート市場への理解、プロのサポート、価格交渉のスキル、そして信頼性のあるプラットフォームを利用することが不可欠です。

       

      ポイントをまとめましたので、参考にしてください。

       

      準備と調査

      浮世絵・錦絵を売りに出すにあたり、綿密な準備を行う必要があります。

      まずは所持している作品のタイトル、制作年、サイズ、材料、技法などの情報を収集します。

      そして、作者についても調べましょう。

      著名な作者の作品であれば、高値が付く可能性があります。

      作品のプロヴェナンス(由来)を確認し、どのような所有者を経て現在の状態に至ったかを知ることも大切です。

      作品の詳しい背景がわからない場合は浮世絵・錦絵の専門家に鑑定を頼むのもひとつの方法です。

       

      作品の保管には細心の注意を払いましょう。

      紫外線に弱いため、専用のガラスとフレームを使用し、温度と湿度を適切に管理して作品が劣化しないようにします。

       

      アート市場の調査

      浮世絵・錦絵を高く売るためには、アート市場の調査が欠かせません。これは、アート市場はトレンドに大きく左右されるためです。

      複数の作品を所持している場合、需要を見極め、いつどの作品を売りに出すことが得策なのかを理解する必要があります。

      アートニュース、オークション結果、ギャラリー展示などの情報をこまめにチェックすると良いでしょう。

      同じ作家や同じテーマの作品がどれくらいの価格で取引されているのかを分析することで、適正価格を判断することができます。

       

      浮世絵の価格は、人気のある作家の作品は当然高値が付きますし、作品の種類によっても価格に大きくかかわります。

      例えば、本になっているタイプの浮世絵・錦絵は手軽な大きさで持ち歩きできるため、昔から人気があります。一枚一枚を額に入れて持ち運ぶよりも、多数の作品を一度に見ることができることから、需要が高くなります。

       

      価格交渉のスキル

      価格交渉が必要になった場合に備えて、交渉スキルを磨いておきましょう。

      交渉次第で、高値で取引できる可能性があります。

       

      まずは、売ろうとしている作品の価値や、市場での需要について正確な情報を持っていることが大切です。買い手からの要望や質問には詳しく丁寧に対応すると良いでしょう。

       

      落ち着いて適正価格での合意を目指すことが大切です。時には忍耐づよさが必要になるかもしれません。

      急いだ決定だけはしないようにしてください。

       

      信頼あるプラットフォームの利用

      浮世絵・錦絵を高値で売却するには、適切で信頼性の高いプラットフォームを選ぶことが大切です。

      専門のオークションハウスやアートギャラリーを検討します。

      また、インターネットを利用し、オークションサイトやアートプラットフォームを利用すれば、世界中のコレクターに作品をアピールすることができます。

       

      信頼性があり評価の高いサイトは以下のとおりです。

       

      ・Christie’s Online

      ・Sotheby’s Online

      ・Artsy

      ・eBay

       

      上記のようなサイトを利用する場合は、高品質な写真と詳細な説明を提供するようにします。作品の歴史、制作者に関する情報、鑑定証明書の有無などを含めることが重要になります。

       

      売却にアートギャラリーや骨董品店を利用する場合、専門的な知識を持った誠実なギャラリー・店を選ぶことが大切です。

      贋作などを見分けることができる確かな審美眼を持ったお店を探してください。

       

      銀座呂芸は、業界実績40年以上の確かな目利きで鑑定を行っておりますので、浮世絵・錦絵を売りたい、価値を知りたいという方は、ぜひ当店へご連絡ください。

       

浮世絵・錦絵の買取は「銀座呂芸」へご相談ください

ご自宅に眠っている浮世絵・錦絵のコレクションはございませんか?その価値を知りたい、売却したい、とお考えの方は、ぜひ、銀座呂芸へご相談ください。

 

銀座呂芸は、1985年に創業し、骨董品の売買を行っております。

浮世絵・錦絵のほかにも、仏像・現代絵画・工芸品など、幅広いジャンルの買取をさせていただいております。

 

皆様の大切なお品物をお預かりする際、「呂芸に相談して良かった!」と言って頂けるような取引を心がけており、細心の注意を払うとともに、丁寧で適正な査定を行っております。

また、査定金額の理由につきましても、ご納得いただけるよう、丁寧にご説明しております。

 

浮世絵だけではなく、遺品・生前整理などで、手放したいコレクションがあるときは、ぜひ、当店へご相談ください。

店頭買取のほかにも、無料で全国出張買取も行っております。

査定内容にご納得いただけましたら、その場で現金をお支払いさせていただきます。

どうぞお気軽にご相談ください。

 

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■電話

 【古布・骨董品買取依頼】0120-410-314

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銀座呂芸が日本テレビ「news every.」に出演しました https://rogei.tokyo/%e9%8a%80%e5%ba%a7%e5%91%82%e8%8a%b8%e3%81%8c%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%83%86%e3%83%ac%e3%83%93%e3%80%8cnews-every-%e3%80%8d%e3%81%ab%e5%87%ba%e6%bc%94%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f/ https://rogei.tokyo/%e9%8a%80%e5%ba%a7%e5%91%82%e8%8a%b8%e3%81%8c%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%83%86%e3%83%ac%e3%83%93%e3%80%8cnews-every-%e3%80%8d%e3%81%ab%e5%87%ba%e6%bc%94%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f/#respond Fri, 13 Oct 2023 04:02:37 +0000 https://rogei.tokyo/?p=4944 銀座呂芸が日本テレビ「news every.」に出演しました

 

 

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軍隊の勲章って売れるの?勲章、軍隊関係で高く売れるものとは? https://rogei.tokyo/%e8%bb%8d%e9%9a%8a%e3%81%ae%e5%8b%b2%e7%ab%a0%e3%81%a3%e3%81%a6%e5%a3%b2%e3%82%8c%e3%82%8b%e3%81%ae%ef%bc%9f%e5%8b%b2%e7%ab%a0%e3%80%81%e8%bb%8d%e9%9a%8a%e9%96%a2%e4%bf%82%e3%81%a7%e9%ab%98%e3%81%8f/ Tue, 22 Aug 2023 02:18:39 +0000 https://rogei.tokyo/?p=4934

 

ご自宅に勲章があるけれど、売れるのか気になっているという方はいませんか?

 

勲章を賜るということは、大変名誉なことではありますが、授与されたご本人が亡くなられたあとは、どのように処分すれば良いのか困るお品の一つでもあります。

この記事では、勲章をはじめとした軍隊関係の品物は売ることができるのか?どういった品が高額買取の対象となるのかを詳しく解説いたします。

 

勲章とは

勲章とは、人や公共のために尽くした人に送られる大変貴重なものです。

天皇陛下によって授与されます。

 

個人の功績や業績を、国家が表彰するための制度として明治以降に整備されました。

当初は武官のみが対象でしたが、その後、文官をはじめ教育・社会分野にも拡大されました。

 

日本でも、海外でも、勲章は国にとって重要なものであり、技術の粋を集めて作られていることから、美術的に価値があります。

勲章のコレクターも存在し、状態が良く希少なものは、思わぬ高値が付く可能性があります。

 

勲章の種類

勲章には多くの種類があります。すでに廃止された勲章もありますが、買取の対象となっている勲章も多くあります。

 

主な勲章の種類は以下のとおりです。

 

・菊花章(きっかしょう)

明治時代以降の栄典制度における最高位の日本の勲章です。

皇族をはじめとし、伊藤博文や山縣有朋、大隈重信、吉田茂など、錚々たる人物が授与されています。

 

大勲位菊花章頸飾(だいくんいきっかしょうけいしょく)

大勲位菊花大綬章(だいくんいきっかだいじゅしょう)

 

・旭日章(きょくじつしょう)

社会の様々な分野における功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた人を表彰する場合に、男女に共通して授与される勲章です。

勲章のデザインは、日章を中心に光線(旭光)を配し、鈕(ちゅう)には桐の花葉が用いられています。

 

旭日大綬章

旭日重光章

旭日中綬章

旭日小授賞

旭日双光章

旭日単光章

旭日章(桐葉章)

 

・瑞宝章(ずいほうしょう)

国及び地方公共団体の公務、または公共的な業務に長年にわたり従事して功労を積み重ね、成績を挙げた人を表彰する場合に、男女に共通して授与される勲章です。

 

瑞宝大綬章

瑞宝重光章

瑞宝中授賞

瑞宝小綬章

瑞宝双光章

瑞宝単光章

 

・宝冠章(ほうかんしょう)

授与対象を女性に限定した唯一の日本の勲章です。

明治21年に制定された勲章で、当時、菊花賞と旭日章が制定されていましたが、そのころはいずれも、男性限定の勲章でした。

国際礼儀上の観点や、国民への公平性を担保するため、女性向けの勲章が作られたという背景があります。

 

2003年の栄典制度改正により、それまで授与対象が男性に限定されていた旭日章、桐花章、菊花章が女性にも授与されるようになったため、以後は一般の叙勲においては運用されることがなくなりました。

現在では日本の女性皇族に対する叙勲と、国家元首や皇族・王族などの公式訪問の際に行われる、外国人に対する儀礼叙勲に限定して運用されています。

 

宝冠大綬章宝冠牡丹章

宝冠白蝶章

宝冠籐花章

宝冠杏葉章

宝冠波光章

 

・桐花章(とうかしょう)

明治21年に旭日章の最上位勲章の旭日桐花大綬章として制定されました。

 

桐花大綬章

 

・文化勲章(ぶんかくんしょう)

文化勲章は、日本の文化の発達に関して顕著な功績のあった者に対して授与される勲章です。

 

・金鵄勲章(きんしくんしょう)

日本唯一の武人勲章とされ、武功のあった陸海軍の軍人や軍属に与えられた勲章です。

第2次世界大戦後に廃止されました。

 

・褒章(ほうしょう)

社会や公共の福祉・文化などに貢献した者に授与されます。

勲章は長年にわたる功績に注目する側面が強く、一過性の行為の場合は、授与の対象になりにくいのが特徴ですが、褒章は顕著な功績と認められるものに対しても授与される傾向にあります。

 

紅綬褒章

緑綬褒章

黄綬褒章

紫綬褒章

藍綬褒章

紺綬褒章

 

・従軍記章(じゅうぐんきしょう)

戦前の日本(大日本帝国)が、参戦した戦役や事変に従軍した自国の人物を顕彰するために制定・授与した記章です。

 

大東亜従軍記章

支那事変

満州事変

国境事変

 

・徴章(きしょう)

身分や職務をあらわすために衣服や帽子などに付ける印で、バッジのようなものです。

 

陸軍大学校卒業徴章

隊長章(尉官用) 陸軍飛行機 操縦習得下士官徴章

小銃射撃徴章

銃剣術徴章

馬術徴章

小銃射撃徴章

歩兵砲観測徴章速射砲射撃下士官徴章

 

    • 勲章の売り方

      家に勲章があるので、手軽に売ってしまいたいとお考えの方もいるかもしれませんが、メルカリやヤフオクはお勧めできません!

      勲章は、モノが小さいことから、送りやすいので、メルカリ・ヤフオクで売ってしまいたいと考えがちですが、写真だけでは細かい傷や汚れが分からないため、瑕疵があったとして返品されてしまうリスクがあります。

       

      そもそも、その品のことを詳しく説明したり、売却してきたという実績を示せなかったりすると、高額で売ることはできません。

      勲章は種類も多く、審美眼がなければ、正確な価値がわからないので、金額設定がしにくいのもデメリットです。

      ヤフオクでは、競合する相手がいなければ、安く落札されてしまうことも。

       

      やはり、勲章を売るには、専門店で買取してもらうのがベストでしょう。

      当店は専門的な知識を持ったスタッフが、適正な価格で査定させていただいています。

      勲章の売却をお考えの方は、迷わず、銀座呂芸までご連絡ください。

       

      軍隊関係の種類

      勲章のほかにも、軍関係で、骨董品として価値のあるお品もあります。

      軍隊関係のものは希少価値の高いものが多く国内外で人気があります。

       

      また、近年はコスプレブームなどで、本物を身に着けたいと考えてる人もいるようです。

       

      買取の対象となるのは以下のとおりです。

       

      ・軍刀

      ・軍服

      ・大礼服

      ・勲記

      ・刀緒

      ・当時のやりとりがわかる手紙、ハガキ。(文化的資料)

       

      などが買取対象になります。

      先祖が従軍していたという方はとても多いと思います。一度実家の物置や蔵などを探してみてください。

      思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれませんよ。

       

    • 付属品があるなら一緒に査定してもらいましょう

      どのような骨董品にも言えることですが、付属品があることで、価値が上がる可能性があります。

       

      特に下記のような付属品は、大切になさってください。

       

      ・箱(漆塗りの箱)

      ・刀緒(刀をかける帯)

      ・大綬・中綬・小綬(勲章を掛けるリボン)

       

      査定の際は、付属品も一緒に査定させてください。

       

    •  

      希少性の高いものは

      高額査定につながる可能性があります

      勲章は特別な人が授与されるものではありますが、制定から多くの人が授与されているため、数が出回っている種類もあります。

       

      勲一位景雲章や金鵄勲章は高額買取の対象になりやすいです。

      また中華民国関係のお品物も高値が付きやすいので、お持ちの方はぜひご相談ください。

       

      しかし、支那事変従軍記章などは参加章に近く値段がつかないこともあるので、注意が必要です。

       

勲章など軍隊関係のお品物の買取は銀座呂芸まで

知人やご家族から譲り受けたお品や、古くからあるお品を処分したいとお考えの時には銀座呂芸を、思い浮かべていただければと思います。

 

無料査定は1点から受け付けております。

業界実績40年の確かな目利きで、お客様の大切なお品物を査定させていただいています。

お品の背景や、現在の価値なども含めて、丁寧にご説明し、ご納得いただけるような買取金額を提示させていただいており「呂芸に相談して良かった!」と言っていただけるようなお取引を心がけています。

長澤氏春をはじめとした著名な作家の能面の買取も強化しております。

 

出張買取も承ります!

当店では出張買取も行っています。

品物の点数が多い場合や、ご自身では整理できない状態にある場合は、無料で全国どこへでも出張買取に伺いますので、ご相談ください。

訪問当日は専門スタッフが丁寧に査定させていただき、金額にご納得いただけましたら、その場で現金でお支払いいたします。

また、出張買取以外にも、店頭買取はもちろん、宅配買取も受け付けています。

宅配される前に必ずお電話にて、宅配買取をご希望の旨をお伝えください。

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骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売・買取/各種教室/呂芸

■電話

 【古布・骨董品買取依頼】0120-410-314

 【店舗】03-3562-1301

■住所

 〒104-0061 東京都中央区銀座1-5-7 アネックス2福神ビル6F

■営業時間

 【古布・骨董品買取依頼】9:00~20:00

 【店舗】11時00分~17時00分

■定休日

 【古布・骨董品買取依頼】なし

 【店舗】水曜・木曜

 

 

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長澤氏春とは誰か?能面高額買取について知っておくべき5つのポイント https://rogei.tokyo/%e9%95%b7%e6%be%a4%e6%b0%8f%e6%98%a5%e3%81%a8%e3%81%af%e8%aa%b0%e3%81%8b%ef%bc%9f%e8%83%bd%e9%9d%a2%e9%ab%98%e9%a1%8d%e8%b2%b7%e5%8f%96%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%e7%9f%a5%e3%81%a3%e3%81%a6/ Thu, 17 Aug 2023 01:19:31 +0000 https://rogei.tokyo/?p=4926

 

長澤氏春についてご存じですか?

 

能面などの工芸品・美術品が高額買取の対象となる条件のひとつとして、作者が著名な人物であることが挙げられます。

長澤氏春は、日本を代表する能面師の一人です。長澤氏春の作った能面は価値が高く、高額買取になる可能性が高いです。

 

この記事では、能面師についてや、能面の高額買取のポイントについて、長澤氏春の半生や功績なども交えて解説していきます。

長澤氏春や能面に興味があるという方、もしくはご自宅に能面があり、どのような品物なのか知りたいという方は、ぜひ参考にしてください。

 

能面師とは

能面師とは、日本の伝統芸能である能や神楽で使われる面を作る職人のことを指す言葉で、面打師(めんうちし)と呼ばれることもあります。

 

能面を制作することを「打つ」と表現します。

能面師が打った面は、能において、人ではないものを演じる主役(シテと呼ばれます)が着用します。

シテは、舞台上で生身の人間としてではなく、異界の者になりきることが求められます。

能面は曖昧な表情で、左右非対称に作られていることが多いのですが、これは、舞台上で角度によってさまざまな表情に変化させることで、シテの感情を表現するためのものです。

ひとつの面で、さまざまな表情を演出する能面は、彫る技術に加え、面の材料である木材や、着色時に使用する顔料の知識も必要になります。

面の陰影によって喜怒哀楽を表現できるよう、多角的に面を確認する丁寧さが能面師には求められます。

能面師と演者の力量が合わさることで、どんな表情も表現することが可能となるのです。

 

能のルーツは、奈良時代に中国から渡来した「散楽」だといわれています。

その後、日本風の猿楽となり、その時代ごとの権力者に愛され広まっていきました。織田信長や豊臣秀吉も能の愛好家だったことが知られています。

そして江戸時代には、能は幕府の式楽として保護されるようになり、能面の制作者が多く生まれ、能面の文化が花開きました。

 

能面の種類

能面の種類は約250種類といわれており、多くの能面が伝承されています。

室町時代から安土桃山時代に打たれた面を本面と呼び、その後は、その基本形を模倣・再現しています。

種類は多いですが、ある程度系統が分かれています。

 

能面の主な系統は以下のとおりです。

 

・翁面(おきなめん)

・女面(おんなめん)

・男面(おとこめん)

・鬼面(おにめん)

・狂言面(きょうげんめん)

 

能面の材質

材質はヒノキが一般的です。キリでできているものもあります。

ヒノキは木目が比較的そろっていて彫りやすく、寿命も長いことから、能面に使われるようになったと考えられています。

 

木取りをした後、最初は荒くけずって大まかな形をとり、徐々に細かく彫り進めて目鼻口の穴を開け、面裏の漆塗りをするのが一般的な作り方です。胡粉や膠を用いて下地・上地を塗り、古色を施し、毛描きなどの工程を経て完成させます。

  • 人間国宝「長澤氏春」について

    長澤氏春は著名な能面師で、人間国宝です。

    人間国宝とは、日本の文化財保護法第71条第2項に基づき同国の文部科学大臣が指定した重要無形文化財の保持者として各個認定された人物を指す通称です。

    長澤氏春は、日本の能面師では、ただ一人の無形文化財選定保存技術保持者でした。

     

    人間国宝でありながら、気さくな人柄でお客様の家にも来て下さったようです。

     

    主な経歴は以下のとおりです。

     

    1912年 京都市等持院北町にて誕生

    1937年 日中戦争のため応召される

    1952年頃 能面の制作に専念する

    1979年 無形文化財選定保存技術保持者に認定される

    1983年 勲五等瑞宝章を受章する

    2003年 逝去

     

    長澤氏春は、1912年に京都市で生をうけました。長澤家は代々京都御所に出入りする「檜皮屋(ひわだや)」という屋号の名字帯刀を許された由緒ある植木職でした。

    そして、等持院北町から北野神社前までの広い土地を所有していた大変裕福な家柄でもありました。当時の人々の服装がまだ着物と下駄という時代に、少年時代の氏春はは洋服と帽子に革靴で小学校へ通っていたそうです。

    しかし、父の代になると、家は傾き始めます。

    パン屋、カメラ屋、ミシン屋など、目先の新しい事業に手を出しますが、どれも上手くいかず、やがて没落してしまいます。

    生活は一変し、氏春は遠い親戚である、面打師・橘清伍(たちばなせいご)師のところへ連れていかれ、ここから、氏春の能面師としての人生がはじまりました。

    生まれつき器用だった氏春がすぐに仕事を飲み込み、どんどん上達していきました。

    しかし、その後戦争がはじまり、氏春も応召されることになります。

    戦中・戦後は面も売れず、食べていくために様々な仕事をしたようです。

    氏春が能面に専念できるようになったのは40歳ごろ。

    67歳のとき、面打師としては初めての無形文化財選定保存技術保持者に認定され、さらに昭和58年、勲五等瑞宝章を受章するまでになりました。

     

    能面には多くの種類がありますが、最も打つのが難しいと言われている女面を氏春は得意としていました。

    このような経歴の長澤氏春の能面は、人気も高く、高額買取の対象になるのも納得です。

     

    能面の高額買取のポイント

    能面は各地の美術館に展示されるなど、大変人気の高いお品で、骨董品としても人気のジャンルです。

    特に作家が著名な場合は、高額買取の対象になります。

    長澤氏春の能面の中でも、とくに高額買取になるお品のポイントをまとめましたので、参考にしてください。

     

    ポイント①作行が優れている

    出来が良いかどうかは骨董品を査定する上で重要なポイントの一つです。見た目が美しいお品は、人気も高くなり、高額買取の対象となりやすいです。

     

    ポイント②種類の希少性

    能面の種類の中でも数が少ないものは高く売れる可能性があります。

    大勢いる能面師の中でも、長澤氏春は人間国宝であり、彼の作品は希少性があると言えます。

    しかし、近代の作家であるため、出回っている作品の量は、古い時代の作品よりも多くなります。

     

    ポイント③状態が良い

    どんな骨董品にも言えることですが、壊れていないか、傷がないか。瑕疵がないかは重要です。

     

    ポイント④共箱がある

    作者本人の箱書き(共箱)があると高額査定につながる可能性があります。

    共箱などの付属品も大切にしてください。

     

    ポイント⑤本人が得意とする分野

    作家本人が得意とする分野の品物は、作行が良いものも多く、代表する作品が多くなります。

    長澤氏春は、能面のなかでも、最も難しいとされている女面が得意な能面師でした。長澤氏春の女面は、世間の評価も高いので高額査定につながる可能性があります。

     

  • 長澤氏春作の能面の買取は銀座呂芸まで

    知人やご家族から譲り受けたお品や、古くからあるお品を処分したいとお考えの時には銀座呂芸を、思い浮かべていただければと思います。

     

    無料査定は1点から受け付けております。

    業界実績40年の確かな目利きで、お客様の大切なお品物を査定させていただいています。

    お品の背景や、現在の価値なども含めて、丁寧にご説明し、ご納得いただけるような買取金額を提示させていただいており「呂芸に相談して良かった!」と言っていただけるようなお取引を心がけています。

    長澤氏春をはじめとした著名な作家の能面の買取も強化しております。

     

    出張買取も承ります!

    当店では出張買取も行っています。

    品物の点数が多い場合や、ご自身では整理できない状態にある場合は、無料で全国どこへでも出張買取に伺いますので、ご相談ください。

    訪問当日は専門スタッフが丁寧に査定させていただき、金額にご納得いただけましたら、その場で現金でお支払いいたします。

    また、出張買取以外にも、店頭買取はもちろん、宅配買取も受け付けています。

    宅配される前に必ずお電話にて、宅配買取をご希望の旨をお伝えください。

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    骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売・買取/各種教室/呂芸

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船場(せんば)って何?古布骨董品の買取と船場(せんば)の関係 https://rogei.tokyo/%e8%88%b9%e5%a0%b4%ef%bc%88%e3%81%9b%e3%82%93%e3%81%b0%ef%bc%89%e3%81%a3%e3%81%a6%e4%bd%95%ef%bc%9f%e5%8f%a4%e5%b8%83%e9%aa%a8%e8%91%a3%e5%93%81%e3%81%ae%e8%b2%b7%e5%8f%96%e3%81%a8%e8%88%b9%e5%a0%b4/ Tue, 18 Jul 2023 04:41:55 +0000 https://rogei.tokyo/?p=4917

 

船場(せんば)って何?古布骨董品の買取と船場(せんば)の関係

船場(せんば)とは大阪府大阪市中央区にある地域です。大阪の商業文化の中心となった土地で、古くから多くの人の往来があり、多くの商品が取引されました。

このことから、船場には多くの骨董品が集まっており、呉服屋なども多かったことから、骨董品として取引されるような古布も多く見つかる場所です。

 

船場の歴史や文化、人々の営み、骨董品との関係について解説いたします。

歴史やその土地の文化を知ることで、今まで見えていなかったことが明らかになることもあります。特に骨董の世界では、作品の背景を知ることはとても大切なことですので、ぜひ参考にしてください。

 

船場の歴史

一般的に船場と言われているのは、北は土佐堀川から南は長堀川(現在の長堀通り)、東は東横堀川(現在の阪神高速南行線)から西は西横堀川(阪神高速北行線)まで南北2km、東西1kmの地域です。

「船場」という地名の由来は、かつてその一帯が船着き場だったことから「船場」と名付けられたという説が一般に広まっています(諸説あり)。

現在では、多くの商業施設や飲食店が軒を連ねています。

 

船場の始まりは、豊臣秀吉が石山本願寺跡に大坂城を築いたときにまでさかのぼります。

大阪城築城のため、その働き手が住んだ土地でもあります。

大阪城が築かれたのは、1583年から1598年にかけてと言われています。

必然的に大勢の家臣団が集まることになり、その武士たちの武器、武具、食料、生活用品が大量に必要になりました。城下町を整備することが急務となったことから、秀吉が堺や京都・伏見から商工業者を強制的に大阪城下町へ移住させたのが商人の町である船場の始まりです。

秀吉は船場を、大阪城の築城からほぼ10年あまりで商都へと作り上げました。そして秀吉配下の五奉行の一人である石田三成は、大名たちに領内で生産する米や物産を大坂に運んでくるように命じ、商品経済を本格化させ、大坂は諸国の物産の一大集散地として賑わうようになりました。

 

1598年に豊臣秀吉が死去、1600年の関ヶ原の戦いで石田三成方の西軍が敗れ、1603年に徳川家康が征夷大将軍となり江戸に幕府を置きました。そして1615年の大坂夏の陣で大坂城はついに落城し、豊臣氏が滅亡しました。このとき、城下町である船場も大きな被害をこうむりました。

 

豊臣秀吉によって栄え、大坂夏の陣で一度、焦土となった船場でしたが、江戸時代にも徳川幕府が大阪城の城下町を発展させるため、税の免除、楽市楽座の設置、関所の廃止などの優遇策を取ったことで、大きく発展しました。

この方針に沿って両替商や諸国の産物を扱う商人、漢方薬を扱う薬種問屋などの店が次々に開店し、米を始め諸国の産物はほとんど大阪に集まり、天下の台所を取り仕切る経済の中心地へと発展していったのです。

 

また、船場は薬の町としても知られています。

江戸時代初めに堺の豪商・小西吉右衛門が道修町に薬種問屋を開いたのが薬の町の始まりとされており、その後、中国から輸入される唐薬種(とうやくしゅ)を商う商人が道修町へ集まるようになったことで、薬の町として発展していきました。

  • 船場で働く人々

    船場にはどのような人が住んでいたのでしょうか。

     

    初めは境などから強制的に移住させられた商人が多く住んでいました。大阪城を築城するためには多くの人手が必要となったため、その人たちの住居もあったようです。

     

    また、商人が多く住んでいて、船着き場から多くの品が入ってきたことから経済の中心地でもありました。

    船宿、呉服店、料亭、両替商、金物屋などが立ち並ぶ大変にぎやかな街でした。

     

    船場の人々が使う船場言葉は、江戸時代から戦前期にかけて規範的・標準的な大阪弁と見なされていました。

    船場言葉は「かんにん(ごめん)」や、「おはようおかえり(いってらっしゃい)」、「いてさんじます(いってきます)」など、品の良い言い回しが多いのが特徴です。

    これは、江戸時代以降、船場が「天下の台所」と呼ばれるほど商業都市として繫栄したためと言われています。さまざまな身分の客が訪れることから、丁寧な言い回しになっていきました。

    公家の言葉の影響を強く受けており、生粋の公家言葉は、京都よりも船場に色濃く受け継がれたという説があるほどです。

     

    船場に集まる骨董品

    船場が経済や商業の中心地で、古くから多くの人々が集まっていたことがお判りいただけたと思います。

     

    現在の船場周辺も、多くの人々が行き交う地域となっています。

    人が集まるところには物も集まります。

    先祖代々お住まいの方も多く、多くの骨董品が眠っている町と言えます。

    古くから船場にお住まいの方は、ご自宅を探してみると、思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれません。

    時代のあるものや、来歴のわかる古いお品が見つかりましたら、高値が付く可能性もありますので、ぜひ、当店の無料査定をご利用ください。

     

    船着き場があったことから、船場には日本のみならず、外国からの品もたくさん入ってきていたと考えられます。

    船は大量の荷物を運べることから、利益も多かったと考えられます。船乗りの方や、船着き場で働く人々は、商人や大名、貴族などを相手にすることもあり、収入面でかなり恵まれていたのではないでしょうか。

     

    船場には繊維を扱う店も多く、呉服屋もあったようです。現在も、その名残か、繊維問屋や呉服屋が多数入居しているビルがあります。

    古布を扱っている店もあり、なかでもアンティークの着物は大変な人気です。現代風にアレンジした着こなしなどもSNSで話題となっているようです。

    伝統的な着物を、本来の着付けとは違う着方をすることには賛否あるようですが、なかにはしっかりと着物の着付けを習ったうえで、普段使いしやすいようアレンジしている若者もいます。そこには、徐々に着物を着る人が少なくなっていく現状を少しでも変えていきたいという想いがあるようです。

     

    船場ができた時代から人々の生活様式は大きく変化していきましたが、時代が違っても、人々の心は変わりません。

    いつの時代でも愛されるような美しい着物などの古布や、民芸品、美術品などの骨董品もを求める人は途絶えることはないでしょう。

     

  • 骨董品のご相談は銀座呂芸まで

    知人やご家族から譲り受けたお品や、古くからあるお品を処分したいとお考えの時には銀座呂芸を、思い浮かべていただければと思います。

     

    無料査定は1点から受け付けております。

    業界実績40年の確かな目利きで、お客様の大切なお品物を査定させていただいています。

    お品の背景や、現在の価値なども含めて、丁寧にご説明し、ご納得いただけるような買取金額を提示させていただいており「呂芸に相談して良かった!」と言っていただけるようなお取引を心がけています。

     

    出張買取も承ります!

    当店では出張買取も行っています。

    品物の点数が多い場合や、ご自身では整理できない状態にある場合は、無料で全国どこへでも出張買取に伺いますので、ご相談ください。

    訪問当日は専門スタッフが丁寧に査定させていただき、金額にご納得いただけましたら、その場で現金でお支払いいたします。

    また、出張買取以外にも、店頭買取はもちろん、宅配買取も受け付けています。

    宅配される前に必ずお電話にて、宅配買取をご希望の旨をお伝えください。

     

    骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売・買取/各種教室/呂芸

    ■電話

     【古布・骨董品買取依頼】0120-410-314

     【店舗】03-3562-1301

    ■住所

     〒104-0061 東京都中央区銀座1-5-7 アネックス2福神ビル6F

    ■営業時間

     【古布・骨董品買取依頼】9:00~20:00

     【店舗】11時00分~17時00分

    ■定休日

     【古布・骨董品買取依頼】なし

     【店舗】水曜・木曜

     

     

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【古布 着物販売】霰地小花文様更紗 堺 明治時代/¥13,200(税込)A-3 https://rogei.tokyo/%e3%80%90%e5%8f%a4%e5%b8%83%e3%83%bb%e7%9d%80%e7%89%a9%e8%b2%a9%e5%a3%b2%e3%80%91%e9%9c%b0%e5%9c%b0%e5%b0%8f%e8%8a%b1%e6%96%87%e6%a7%98%e6%9b%b4%e7%b4%97-%e5%a0%ba-%e6%98%8e%e6%b2%bb%e6%99%82%e4%bb%a3/ Tue, 20 Jun 2023 06:43:46 +0000 https://rogei.tokyo/?p=4863  

 

 

 

こんにちは「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売/骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」です。

こちらは霰地小花文様更紗(明治時代となります。

時代のある更紗は年々数が少なくなりつつあり大変希少性の高い古布になります。

 

大切な茶道具などの仕覆作り、数寄屋袋作りにいかがでしょうか。

古布にお慣れの方お願いいたします。

 

※PC環境によっては色味などが異なる場合がございます。

サイズ約120㎝×30㎝

 

管理番号A-3

¥13,200(税込)

¥12,000(本体価格)

 

お近くにいらした際は、ぜひお立ち寄り下さいませ。

ご希望の方は電話およびメールでの受注・お問い合わせも承っております。

 

 

電話03-3562-1301

店舗 骨董古布はぎれアンティーク着物販売・買取り/各種教室/呂芸

電話 03-3562-1301

住所 〒104-0061 東京都中央区銀座1-5-7 アネックス2福神ビル6F

営業時間 11時~17時00分

定休日 毎週水・木曜日

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【古布着物販売】白地花唐草文様更紗 堺 明治時代/¥16,500(税込)A-2 https://rogei.tokyo/%e3%80%90%e5%8f%a4%e5%b8%83%e3%83%bb%e7%9d%80%e7%89%a9%e8%b2%a9%e5%a3%b2%e3%80%91%e7%99%bd%e5%9c%b0%e8%8a%b1%e5%94%90%e8%8d%89%e6%96%87%e6%a7%98%e6%9b%b4%e7%b4%97-%e5%a0%ba%e3%80%80%e6%98%8e%e6%b2%bb/ Tue, 20 Jun 2023 06:40:39 +0000 https://rogei.tokyo/?p=4858

 

 

 

こんにちは「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売/骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」です。

こちらは白地 花唐草文様更紗(明治時代となります。

時代のある更紗は年々数が少なくなりつつあり大変希少性の高い古布になります。

 

大切な茶道具などの仕覆作り、数寄屋袋作りにいかがでしょうか。

古布にお慣れの方お願いいたします。

 

※PC環境によっては色味などが異なる場合がございます。

サイズ約160㎝×33㎝

 

管理番号A-2

¥16,500(税込)

¥15,000(本体価格)

 

お近くにいらした際は、ぜひお立ち寄り下さいませ。

ご希望の方は電話およびメールでの受注・お問い合わせも承っております。

 

 

電話03-3562-1301

店舗 骨董古布はぎれアンティーク着物販売・買取り/各種教室/呂芸

電話 03-3562-1301

住所 〒104-0061 東京都中央区銀座1-5-7 アネックス2福神ビル6F

営業時間 11時~17時00分

定休日 毎週水・木曜日

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【古布・着物販売】茶白地花唐草文様更紗 京 江戸後期/¥15,400(税込)A-1 https://rogei.tokyo/%e3%80%90%e5%8f%a4%e5%b8%83%e3%83%bb%e7%9d%80%e7%89%a9%e8%b2%a9%e5%a3%b2%e3%80%91%e8%8c%b6%e7%99%bd%e5%9c%b0%e8%8a%b1%e5%94%90%e8%8d%89%e6%96%87%e6%a7%98%e6%9b%b4%e7%b4%97-%e4%ba%ac%e3%80%80%e6%b1%9f/ Tue, 20 Jun 2023 06:38:05 +0000 https://rogei.tokyo/?p=4853   

 

 

 

 

こんにちは「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売/骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」です。

こちらは茶白地 花唐草文様更紗(江戸後期となります。

時代のある更紗は年々数が少なくなりつつあり大変希少性の高い古布になります。

 

大切な茶道具などの仕覆作り、数寄屋袋作りにいかがでしょうか。

古布にお慣れの方お願いいたします。

 

※PC環境によっては色味などが異なる場合がございます。

サイズ約180㎝×34㎝

 

管理番号A-1

¥15,400(税込)

¥14,000(本体価格)

 

お近くにいらした際は、ぜひお立ち寄り下さいませ。

ご希望の方は電話およびメールでの受注・お問い合わせも承っております。

 

 

電話03-3562-1301

店舗 骨董古布はぎれアンティーク着物販売・買取り/各種教室/呂芸

電話 03-3562-1301

住所 〒104-0061 東京都中央区銀座1-5-7 アネックス2福神ビル6F

営業時間 11時~17時00分

定休日 毎週水・木曜日

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【古布・着物販売】刺繍布 江戸後期 みどり地 ちりめん/¥33,000(税込)S-5 https://rogei.tokyo/%e3%80%90%e5%8f%a4%e5%b8%83%e3%83%bb%e7%9d%80%e7%89%a9%e8%b2%a9%e5%a3%b2%e3%80%91%e5%88%ba%e7%b9%8d%e5%b8%83-%e6%b1%9f%e6%88%b8%e5%be%8c%e6%9c%9f-%e3%81%bf%e3%81%a9%e3%82%8a%e5%9c%b0-%e3%81%a1/ Thu, 25 May 2023 02:12:55 +0000 https://rogei.tokyo/?p=4833

 

 

 

こんにちは「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売/骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」です。

こちらは刺繍布(江戸後期 みどり地 /ちりめんとなります。

時代のある刺繍布は年々数が少なくなりつつあり大変希少性の高い古布になります。

 

大切な茶道具などの仕覆作り、数寄屋袋作りにいかがでしょうか。

古布にお慣れの方お願いいたします。

 

※PC環境によっては色味などが異なる場合がございます。

サイズ約140㎝×32㎝

 

管理番号S-5

¥33,000(税込)

¥30,000(本体価格)

 

お近くにいらした際は、ぜひお立ち寄り下さいませ。

ご希望の方は電話およびメールでの受注・お問い合わせも承っております。

 

 

電話03-3562-1301

店舗 骨董古布はぎれアンティーク着物販売・買取り/各種教室/呂芸

電話 03-3562-1301

住所 〒104-0061 東京都中央区銀座1-5-7 アネックス2福神ビル6F

営業時間 11時~17時00分

定休日 毎週水・木曜日

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