江戸期刺繍
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勲章とは主に国家もしくはその国の元首などが個人に対し、その功績や業績を表彰するために与える栄典のうち、章飾の授与を伴うもの、もしくはその名誉を示す章飾になります。
日本における勲章は明治以降に制度として整備され、天皇の名で授与されます。
戦前や旧日本軍の勲章は、名誉の証、栄典ということもあり歴史的意味合いも強くコレクターズアイテムとして需要が高く、特に明治・大正期などに発行された時代のある勲章は希少性も高く高額で取引されております。
ただ受勲したご本人様にとっては大切な勲章も、代替わりなどで棚の奥にしまわれたままであったり、勲章と分からず捨てられてしまうことも少なくありません。
勲章はご故人様が受けた名誉の証、その価値をよく知る方がお持ちした方が、歴史的な遺産を後世に繋ぐ意味でもよいのではないでしょうか。
しかしいざ勲章を売却しようと検討された時、お持ちの勲章が果たしてどれくらいの価値があり査定額がつくのかわからないという声をよく耳にします。そこで今回は、どのような勲章が価値があり買取対象となるのかわかりやすく説明していきたいと思います。
今は売却するつもりはないけど、ゆくゆくは勲章を処分しようかと考えている方などにとってもお役に立てましたら幸いです。
勲章の種類
勲章の評価の大部分はその種類と勲等によって決定されることがほとんどです。
日本や満州国の勲章の種類としては旭日章、瑞宝章、宝冠章、金鵄勲章、景雲章、柱国章があり、その他に各種記章(記念章)、褒章、文化勲章などがあります。
そして各勲章には等級が存在します。制度の改正等の理由で時期によって変化しますがほとんどが6から8等級ほどに分かれています。
・旭日章(勲一等~勲八等)
旭日章は、1875年(明治8年)に制定されました、日本最初の勲章になります。
日章を中心に旭光を配し鈕には桐の花葉がデザインされています。
勲一等から勲八等までの8等級で制定されました。
・瑞宝章(勲一等~勲八等)
瑞宝章は1888年(明治21年)制定されました、社会・公共のために功労がある者に授与される勲章になります。
瑞宝大綬章(ずいほうだいじゅしょう)・瑞宝重光章(ずいほうじゅうこうしょう)・瑞宝中綬章(ずいほうちゅうじゅしょう)・瑞宝小綬章(ずいほうしょうじゅしょう)・瑞宝双光章(ずいほうそうこうしょう)など、制定時は勲一等から勲八等までの8等級がありましたが、2003年(平成15年)の栄典制度改正により現行の等級に改訂されました。
・宝冠章(勲一等~勲八等)
宝冠章は1888年(明治21年)制定されました、授与対象を女性に限定した唯一の勲章になります。
2003年(平成15年)の栄典制度改正により女性にも旭日章・桐花章・菊花賞が女性にも授与されるようになったため、それ以降一般の叙勲においては運用されておりません。
・金鵄勲章
武功のあった陸海軍人及び軍属に授与された終身年金付きの勲章で、明治1890年(明治23年)に制定された日本で唯一の武人勲章にあります。
「武功抜群ナル者」を功一級から功七級までの7等級の功級に叙した上で勲章を授与しました。
日清戦争から太平洋戦争までに約83万人の軍人に授与されましたが戦後、1947年(昭和22年)に廃止された勲章です。
・景雲章
景雲章(けいうんしょう)」は旧満州国の勲章になります。
わずか13年半しか存続しなかったため、授与された勲章の数はそれほど多くありません。
日本の勲章では「旭日章(きょくじつしょう)」に相当し、製造は満州ではなく日本の造幣局で行われていました。
勲一位から勲八位までの8等級がありました。
・記章
記章とは、日本国政府や日本赤十字社などの主催者から従軍や寄付など功労があった方に渡されるバッジやメダルになります。
記章・記念章は、勲章や褒章と違って栄誉や功績の証として授与されるものではありませんが、種類が大変多く、記章をご蒐集されている方には人気が高いコレクターアイテムとなっております。
従軍された方がいただく明治七年従軍記章、支那事変従軍記章や日本赤十字社に寄付した方がいただく日本赤十字社金色有功章などが挙げられます。記章は流通している数が大変数の多いものもあり、その場合ですと買取価格としては数百円程度となってしまいます。
ただし記章の中でも個別に見ると希少性の高い記章もございますので、もしご不明な場合は勲章・記章に詳しい鑑定士や買取業者に問い合わせてみるのもよいでしょう。
その他にもや褒章(紅綬褒章、紫綬褒章など6種)そして文化勲章(単一級)などが買取対象となります。
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この記事を書いた人
東京美術倶楽部 桃李会
集芳会 桃椀会 所属
丹下 健(Tange Ken)
創業40年の経験と知識、そして独自のネットワークなどを活かして、
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