江戸期刺繍
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889年、ヤショーヴァルマン1世がヤショーダラプラに遷都、928年から944年の期間、ジャヤーヴァルマン4世の時代に一時チョック・ガルギャーに遷都します。このようにアンコール朝は王が変わるたびに王都を変えることが多かった様です。
950年頃、スーリヤヴァルマン1世がラヴォー王国を占領します。1010年から約十年間、現在のタイにあったハリプンチャイ王国がラヴォー王国に援軍を送り、ラヴォー王国を再びモン族勢力下に取り戻そうとアンコール王朝と何度も争いましたが、マレー半島のナコーンシータンマラート群のクメール人王が船でアンコール王朝に援軍を派遣したことによりハリプンチャイ王国軍は撤退します。そして1023年にもアンコール軍はハリプンチャイ王国のラムプーンを攻撃します。
1351年にアユタヤ王朝が近隣のタイで建国されます。1353年、アンコール・トムへ留学していたファー・グムを支援し、現在のラオスにラーンサーン王国が建国されます。そして1378年スコータイ王国がアユタヤ王朝に征服されます。
14世紀後半からアユタヤ王朝が勃興し、アユタヤ王朝との戦いによって国力は疲弊することとなり1431年にアユタヤ王朝が侵攻、アンコール王朝の首都アンコール・トムが陥落します。
アンコール朝はその後首都をプノンペンに移したためアンコールは荒廃して忘れ去られ、ジャングルの中に埋もれてしまいますが、20世紀にフランスがカンボジアを保護国とすると、探索の結果アンコールの存在が西欧に知られるようになりました。
アンコール王朝はヒンドゥー教と仏教が入り交じった文化圏であり、そのことが仏像の造形にも大きく影響します。
アンコール王朝期の造形で最も端的に現した作品がアンコール・トムにある塔の四面仏塔「バイヨンの微笑み」です。
バイヨンの微笑みは、その柔和な表情とぶ厚い唇、顎あたりまで伸びる耳などの特徴もあり仏教美術愛好家の間でも愛され続けている仏像造形のひとつです。
素材は様々ですが砂岩や青銅が主となります。
クメール仏の査定ポイントはいくつかあります。
①保存状態(コンディション)がよいかどうか
これはクメール仏に限らず、骨董品や美術品買取全般に当てはまる条件です。
割れや欠けなどが入ってしまったものは完品に比べると買取価格は下がります。
クメール仏の場合指の欠損などがあると大きく査定価格は下がります。
②購入時の領収書などは残っているかどうか
これはクメール仏がどういったルートで入手したものか調べるためのものです。
デパートや百貨店などでご購入されたもの、また有名な骨董店、アンティークショップで高額購入したものであるならば、購入価格を参考に買取価格を算出することができます。また骨董店やアンティークショップの格により商品に質が担保される場合もあります。
③クメール仏買取に詳しい買取業者であるかどうか
クメール仏買取に限りませんが骨董品や美術品の買取には専門的な知識が必要となってきます。
そのためクメール仏買取が得意な買取業者とそうではない買取業者に分かれます。
一般的な大手リサイクル店では骨董的価値のある作品を見分けるのは難しいかもしれません。
お客様のニーズに応じた買取業者の選択をお勧め致します。
場合によっては買取業者何社かに買取査定依頼を出して問い合わせてみるのもよいかと思います。
買取方法は出張査定・宅配査定・来店査定が一般的となっております。
お客様のご事情に応じて買取業者や査定方法をお選びいただくのがよいかと思いますが昨今では電話はもちろんLINEなどを用いた画像を添付するだけの簡易査定を行う業者がほとんどですので一度ご利用されてみて相見積りをとられてはいかがでしょうか。
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この記事を書いた人
東京美術倶楽部 桃李会
集芳会 桃椀会 所属
丹下 健(Tange Ken)
創業40年の経験と知識、そして独自のネットワークなどを活かして、
お客様の大切なお品物を確かな鑑定眼で査定させていただきます。
作品の背景や、現在の価値なども含めて、丁寧にご説明し、
ご納得いただけるような買取金額を提示させていただいております。
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