江戸期刺繍
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買取品目 | 茶道具 |
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買取エリア | 杉並区阿佐ヶ谷 |
買取方法 | 出張買取 |
こんにちは「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売/骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」です。
本日は杉並区阿佐ヶ谷駅周辺にお住いのお客様宅に茶道具・銅器の買取りに行って参りました。
その中で今回ご紹介したいのがブロンズの香炉です。
銅鋳物は日本の工芸文化において仏具や茶道具との関わりが深く、最も古い技術を伝承し続けている工芸品のひとつと言えます。
銅器は仏具では仏像はもちろん梵鐘や半鐘、建築物の一部でもある法輪や灯篭などで用いられ、茶道においては花入や建水、蓋置に香炉と様々な茶道具に用いられてまいりました。
富山県の高岡銅器は富山県を代表する伝統工芸品で日本における銅器の生産額の約95%を占めます。例えば最近町おこし的にマンガやアニメのキャラクターが銅像化されておりますがそのほとんどが高岡銅器です。
北陸でいえば新潟県も銅器として忘れてはいけない存在です。新潟県燕市の銅器・鎚起銅器、中でも玉川堂が有名です。茶道具のひとつ、銅製の薬缶は銅の持つ最大の特徴・熱伝導率の良さがいかんなく発揮され、さらに抗菌効果があると言われておりお湯が柔らかく沸くことで人気があります。
また佐渡銅器は殊に茶道具においてその名が知られております。特に名工・本間琢斎は斑紫銅の技術を生み出し、銅器を工芸品から美術品に昇華させたと言われております。斑紫銅は茶道具のひとつ、鉄瓶の蓋でも用いられており鉄瓶と斑紫銅蓋の異なる質感が見所です。
今回拝見しましたブロンズ製の香炉ですがモチーフが大黒天(大黒様)ですね。打出の小槌と大きな袋を持つ大黒天(大黒様)は恵比寿とで一対にされることが多いかもしれません。
大黒天(大黒様)はヒンドゥ教のマハーカーラというシヴァ神の化身を由来とする神でしたが大国主信仰と融合し大黒天(大黒様)として知られるようになります。
一方恵比寿様は七福神で唯一の日本独自の神で、日本の古事記や日本書紀に登場する蛭子命(水蛭子・ヒルコ)が由来とされております。
大黒天(大黒様)と恵比寿様は商家や農家などにおいて民間信仰の対象として親しまれ、神棚など家の高いところから見下ろすところに祀られます。時代のある木彫の大黒様と恵比寿様ですと味わいある真っ黒な色艶となり民芸(民藝)としての価値も生まれます。
画像の大黒天は袋に蓋があり、そこでお香を炊く趣向で作られるなど非常に趣きのある作行きです。表情は柔らかく、恐らく明治から大正といったところでしょうか、経年による味わいある色味が魅力的です。
お持ちだった方は残念ながらお亡くなりになられご遺族様よりご遺品の整理のご依頼を受け、茶道具の買取りとしてお譲りいただきました。実際に香を楽しまれた跡もありました。そういった痕跡から、逆に未使用品にはない、アナログな温かさを感じるのは私だけでしょうか。
この度は大変温かみのある茶道具・銅器をお譲り下さりありがとうございました。
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