江戸期刺繍
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買取品目 | 骨董品 |
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買取エリア | 杉並区和泉 |
買取方法 | 出張買取 |
こんにちは「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売/骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」です。
本日は杉並区和泉にお住いのお客様宅に中国骨董の出張査定・出張買取りに行って参りました。
そして今回ご紹介したいのが文房四宝のひとつ、硯です。
文房四宝とは硯・墨・紙・筆の四つを指す総称で、中でも中国骨董として重んじられているのが硯です。今回拝見しました中国硯(唐硯)は端渓硯と呼ばれる、中国硯の中で最も有名かつ珍重されている硯になります。
端渓硯の石は中国広東省広州で採掘されます。その時代は古く、唐の時代から硯に用いられていたとされ、宋の時代に量産化され端渓の名は一躍有名になりました。
硯表面の鋒鋩(ほうぼう)が均一で墨の伸び・色ともに良く、墨の下りも早い、溜めた墨が涸れない、そして筆先に優しいことが特徴です。これは端渓の石はそこまで硬質ではなく粒子は極めて細かく、吸水性・透水性もまた低いという特質が硯に最適しているからに他なりません。
端渓硯は採掘される坑により石質が異なるためどこの坑で採掘されたかで大きく変わります。
最も品質がよい石が採れる坑は「老坑」です。その中でも「大西洞」で採掘された硯材は群を抜いて良質なものでした。
また端渓の石は細かい彫刻にも向いており、それにより端渓硯は様々な意匠の彫刻が彫られることが少なくありません。今回の端渓硯は瓜文様が施されております。これはカラスウリでしょう、瓜は日本でも吉祥文様として知られておりますがその起源は中国にあるとされております。初夏に著しく成長する瓜は弦を切っても切っても生い茂り、その生命力はまさに無限にさえ感じられます。そしてたくさん実った瓜は子孫繁栄の象徴とされてもおかしくありません。
端渓硯は書道家は勿論、文豪や画家、そして書道を嗜まれる一般の方々と広く人気を博し、各々購入できる範囲でご購入された書道具であり中国骨董といえます。宋代は言うまでもなく、明、清の時代のいわゆる古端渓は書道具ではなく中国骨董の王道として知られております。
今回お譲り下さいました御依頼者様はご高齢になられ、ご自身の終活・生前整理を兼ね端渓硯をはじめとする中国骨董コレクションをご処分されたいとご依頼くださいました。ご依頼者様は実際書道を嗜まれてこられ、様々な展覧会で受賞されるほどの腕前、中国書画への造詣も深く、篆刻も楽しまれておりました。呉昌碩を手本にされたという、軸装されたご自身の篆書の作品を拝見させていただきましたが、圧巻の出来栄えでした。
この度は大変思い入れのある中国骨董をお譲り下さりありがとうございました。責任もって次の方に橋渡しをして参りたいと思います。
「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売/骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」では中国骨董の買取りを強化しております。
お使いにならなくなった書道具、端渓硯などの硯、墨はございませんでしょうか。
またご自宅の整理や生前整理・終活、コレクションの処分・整理・断捨離、またはご遺品の整理、そして倉庫や納屋・蔵の整理も承っておりますのでお気軽にご相談下さい。
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