江戸期刺繍
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買取品目 | 着物・古布 |
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買取エリア | 目黒区上目黒 |
買取方法 | 出張買取 |
新年あけましておめでとうございます。目黒区での古布買取「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売・買取の呂芸」です。
今回は以前目黒区上目黒にお住まいのお客様より買取を致しました古布の中から江戸時代後期の腰巻布をご紹介をしたいと思います。
江戸時代の江戸城・徳川幕府には将軍家の子女や正室、奥女中などがいた場所がありました。かの春日局が整備した大奥です。
大奥の女性たちはその身分によって打掛や小袖、単(ひとえ)、帷子などの正式な服装が定められておりました。
その中で腰巻は15世紀以降、大奥や宮中の女官が盛夏の際、帷子の上に着ておりました。その後16世紀後半になりますと、武家の女性の夏の間の礼装として着られるようになります。
腰巻は主に黒紅色練貫地に亀甲文や松竹梅、鶴亀などの刺繍が施されましたが江戸後期頃から文様は宝尽くし文様が通例となります。
金銀色糸による総模様からなる腰帯布は古布としましても大変魅力的で骨董的価値も加味され、古布買取としては高額での買取になる可能性を秘めております。
腰巻布のような時代のある刺繍布は裂帖と呼ばれる、いわば布のカタログ見本の様に裏打ちをされて残されることが少なくなくありません。
また腰巻は奉納品として寺院に故人を偲ぶ遺品として納められることも多く、それが巡り巡って古布市場で取引対象となるケースも見受けられます。
買取の対象となりました腰巻布は宝尽くし文様が総模様で刺繍されております。裂帖の一部として流通したのか裏打ちがされ布帛自体が補強されておりました。
こうした古布は古布細工物の素材として流用されることはもちろん、またこれ自体で当時の服装を知る風俗的資料としての価値もあるかと思われます。
お伺いさせていただいた方は古布を蒐集されていた男性の方でした。サラリーマンをされる傍ら、ご趣味で江戸時代などの染織の研究をされており江戸時代の刺繍裂を多くご所有されてました。
ただご自身もご高齢となり、他のご親族様は古布にあまりご興味がないとのことでしたので、ご自身の終活・生前整理という意味合いで古布買取に呂芸をご用命下さりました。
その際お客様に「古布に詳しい呂芸なら自分の古布コレクションを必要とされる次の方に渡してもらえると感じたので依頼した」と仰っていただけたのが今でも忘れられません。
古布買取、腰巻布買取にご用命下さりありがとうございました。
「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売・買取の呂芸」では目黒区での古布買取を強化しております。
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