江戸期刺繍
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文虎勲章とは中華民国の袁世凱大統領時代の北洋軍閥政府が交付した勲章で、当時中国だけではなく日本の軍人や文官にも授与された勲章となります。
中央に七宝の虎が配され、周囲に中華民国の五族共和を表す五色旗の五色の光線がデザインされた銀製の勲章です。
五色の光線の内側は金銀交互になっており四等から六等共通の特徴となります。
この勲章は他の勲章に比べると流通数が少ないため高額買取になりやすい勲章となっております。
ご自宅に不要な勲章のお持ちの方はいませんでしょうか。なかなか素人ではわかりにくい勲章の価値、ここでは勲章の買取り査定ポイントや注意点について説明したいと思います。
北洋軍閥(ほくようぐんばつ)とは、清朝末から辛亥革命、中華民国成立と中国の権力闘争の中心にいた袁世凱が根拠としていた軍事力を起源とし、袁没後の北京政府(北洋政府)を支配し、または政権を争った中国の地方軍閥の総称になります。
元々は、清朝末期に李鴻章が結成した地方軍・淮軍が主体となっております。
1901年、袁世凱は清朝の北洋通商大臣に就任し、西洋式の新しい北洋軍(新軍)を設立、北洋軍は年々拡大し、北洋だけではなく中央や各地方にも鎮守することになります。1911年から1912年にかけて起こった辛亥革命では、袁世凱は革命軍に協力して清朝を打倒し、中華民国の樹立に協力します。そのため、彼は中華民国の臨時大総統に就任することとなります。
1916年に袁世凱が死ぬと北洋軍閥は根拠地とする地方と背景勢力の違いにより、直系(直隷派)、皖系(安徽派)、東北の奉系(奉天派)、晋系(山西派)、馮系(西北派)の各分派に分裂してしまいます。以後、分派間あるいは同一派内の有力者間で抗争を繰り返し、北京政府の政権を争うこととなりました。
最初に北京政府の実権を握ったのは、日本の後押しを受けた段祺瑞の皖系でしたが、1920年の安直戦争で直系と奉系の連合軍に敗れ勢力を失います。直・奉の連合も長くは続かず、1922年に奉直戦争が勃発、2年に及ぶ戦闘の結果、張作霖の率いる奉系が勝利を収めます。張は直系から寝返った馮玉祥との争いにも勝ち、1924年に政権の実権を握りました。勢力を失っていた段祺瑞が張の支持を受けて臨時執政に就任することとなります。
1925年に孫文が没すると1926年に蔣介石を中心とする国民革命軍は北伐を開始し、これを受けて張作霖は海陸軍大元帥に就任し非常大権を握りました。
北伐によりまず直系が滅ぼされ、さらに北進した国民革命軍は1928年に張作霖を破り北京を占領します。張は奉天へ向かう途中関東軍により爆殺されます。その結果奉系の政府も消滅し、袁没後13年間続いた北洋軍閥支配の北京政府は終わりを告げ、蔣介石の国民政府が中華民国唯一の政府になりました。
袁 世凱(えんせいがい1859年9月16日(咸豊9年8月20日) ~ 1916年6月6日)は、中国清末民初期の軍人・政治家で初代中華民国大総統です。また北洋軍閥の総帥でもあります。大清帝国第2代内閣総理大臣を務め、清朝崩壊後は第2代中華民国臨時大総統、初代中華民国大総統に就任しました。一時期中華帝国帝政として復活し、その際に使用された元号より洪憲帝と呼ばれることもあります。字は慰亭(いてい)、号は容菴(ようあん)、中華帝国皇帝在位中は自分を洪憲皇帝(こうけんこうてい)と自称しました。
現在でも中華民国および中華人民共和国で、袁世凱は悪役であり時に漢奸とまでいわれています。中国国民党と中国共産党の双方が称揚する孫文らを弾圧したこと、日本の対華21カ条要求に屈したこと、そして時代に逆行して皇帝に即位したことは、革命で打ち立てられた共和制中国を乱したとして厳しく批判されているようです。
対華21カ条要求を受け入れることを決めた5月9日は、現代の中華民国(台湾)では『五九国恥日』といわれ、愛国派の活動する日となっております。
しかし近年、そうした否定的な評価は孫文と革命派を善玉と位置づける単純な歴史観として修正されつつあるようです。新建陸軍の設立や科挙の廃止と学校制度の整備といった近代化政策を推進した役割のほかに、独裁的な政治手法の必要性は孫文などにも共有されていたこと、権謀術数を駆使したと同時に、一つの理念や主義に囚われない現実政治家としての側面を持っていたことなどについて、公平な評価が求められるようになっているとされております。
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この記事を書いた人
東京美術倶楽部 桃李会
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丹下 健(Tange Ken)
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