江戸期刺繍
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辻村寿三郎は日本を代表する創作人形作家であり人形操作師でありアートディレクターです。
1933年旧満州国錦州省にて生まれ、幼少期を中国大陸で過ごします。1944年に日本に引き揚げ、広島市横川に住みました。
1945年、原爆投下の三か月前に母親の郷里・広島県三次市に引っ越しており、このことが寿三郎の創作の原点であると言っても過言ではないでしょう。
中学を卒業後、裁縫士になるべく洋服屋に勤めますがあまり長続きせず、入った演劇サークルで看板書きや舞台装置、役者のかつら作りなどをして生計を立てました。
1954年に母親の死去をきっかけに広島に来演した前進座の河原崎国太郎を頼り役者を志し上京、その後河原崎の紹介で小道具制作の会社に就職します。
その間も幼い頃から趣味としている創作人形作りを続け、1961年には第13回現代人形美術展に出品した『八百屋お七』が入選、それ以後も同展で特選や佳作を受賞するなどし人形作家として地位を確立、認知される様になりました。
1973年NHK『新八犬伝』で人形美術を担当し300体という人形を制作し一躍人気の人形作家となります。その後もNHK『真田十勇士』の人形美術を担当すると芸術選奨新人賞を受賞するに至りました。寿三郎の創作人形を手本に縮緬細工をされている方も少なくないのではないでしょうか。布の質感を活かしながら躍動感あふれる人形は唯一無二といってよいでしょう。
人形作家にとどまらず様々な舞台や演劇でアートディレクターや着物デザイン・衣装デザイナーなどを担当するなど現在も精力的に活動されております。
現在は広島県三次市にあります辻村寿三郎人形館で氏の作品などが展示され鑑賞することができます。
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