江戸期刺繍
古銭・コインは軽く、小さいことからコレクターの多い骨董品と言えます。
その魅力はやはり「実際に人が使っていたお金である」ではないでしょうか。他の骨董品も実際に使っていたものですがお金ほど 身近な存在のものはありません。さらに時代によって流通している貨幣が決まっているので「歴史ロマン を感じやすい」骨董でもあります。
例えば寛永通宝は時代劇ファンの方なら真っ先に銭形平次を想起させ る古銭ですね。
銭形平次は架空の人物ですが神田明神の境内には銭形平次の石碑があり小説ファン・時代劇 ファンにとってある意味聖地と言えます。
そんな寛永通宝ですが寛永13年(1636年)に鋳造が開始されてから幕末まで約250年もの間鋳造されていた通貨でもあり、また全国各地に鋳造地があり各々で細部が異なることは古銭にあまり興味のない方はご存知ないかもしれません。
そんな細かい差異を発見するのも古銭の魅力であり、コレクター心をくすぐる要素でもあります。