江戸期刺繍
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買取品目 | 茶道具 |
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買取エリア | 杉並区久我山 |
買取方法 | 出張買取 |
こんにちは「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売/骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」です。
本日は杉並区久我山駅周辺にお住いのご依頼者様宅にて茶道具の出張査定・出張買取りに行って参りました。
その中で今回ご紹介したいのが臨済宗天竜寺派管長、天龍寺二百四十一世・関牧翁の茶掛です。
茶室に掛けられる掛軸を茶掛と呼びます。茶掛軸とも呼ぶ方もいらっしゃるかもしれませんね。
千利休の書『南方録』に以下の言葉が記されております。
「掛物ほど第一の道具はなし、客・亭主共二茶の湯三昧の一心得道の物也、墨蹟を第一とす、其文句の心をうやまひ、筆者・道人・祖師の徳を賞翫する也」
この精神は今でも受け継がれており最初に床の間で掛軸に一礼するのはこのためです。茶道では掛物が第一の道具として考えられており、特に大徳寺など禅僧の墨蹟が有名です。茶の湯と禅の結びつきは強く、墨蹟という掛軸を通して一座建立の茶の精神を深め共有するのが目的と言えましょう。
さて今回拝見した茶掛は臨済宗天竜寺派管長、天龍寺二百四十一世・関牧翁の墨蹟です。臨済宗は禅宗のひとつで茶の湯の世界では大徳寺派や妙心寺派、円覚寺派、天龍寺派などが知られるところでしょうか。関牧翁を一言で申し上げるなら「慣習クラッシャー」「反骨の仏僧」でしょう。
禅の教えを広く普及するために、一般の人にもわかりやすい言葉で伝え、600年の伝統を打破し天龍寺を観光地として公開に踏み切るなど抜本的な改革を推し進めた人物です。
慣習とは古くからの習わしであり、疑う余地のない価値観と考えられていることが往々にしてあります。それが機能する時もあれば、考えることをやめ進むことを拒む抵抗でしかなくなる時もあります。
ある意味凝り固まり権威化してしまった禅寺の有り様を、禅の持つ本来の自由な発想や精神性を阻害する慣習と捉えたのではないでしょうか。
関牧翁は仏門の家に生まれたわけではありませんし慶応義塾大学医学部に入学し、交友があった武者小路実篤が提唱した「新しき村」の支持者です。その時出会った瑞巌寺の岡部洪宗和尚との出会いが仏縁となり入門します。時には乱暴な言葉で禅を説き、それは「あるがまま」を受け入れよと仰っているようでした。
今回お持ちの方は残念ながらお亡くなりになられご遺族様よりご遺品の整理ということで、茶道具の買取りとしてお譲りいただきました。ご生前は関牧翁のファンだったようで『ズバリ悟れる』など関牧翁著作の書籍もお持ちでした。
関牧翁は日々の暮らし、日常の些細なことを大切にするのが禅であると説いておりました。それはまさにこの茶掛の「無心」に他なりません。
私も「平常心是道」といきたいです。
「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売/骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」では掛軸・茶掛の買取り、茶道具の買取りを強化しております。
使わなくなってしまった茶道具や飾らなくなってしまった茶掛はございませんでしょうか。
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