買取実績
  • 2017.08.10 
    能面・能装束
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    能装束の買取り(江戸期唐織)杉並区和田

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      杉並区和田

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買取品目能面・能装束
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こんにちは「杉並区で骨董古布はぎれアンティーク着物販売/骨董古布はぎれアンティーク着物買取り 呂芸」です。

本日は杉並区和田にて能装束などの骨董・古布の買取りをして参りました(してとシテを掛け…なんでもありません)

杉並区には東京都で二番目に歴史のある能楽堂「杉並能楽堂」があり、能とも関わりの深い区と言えます。

そして今回ご紹介したい能装束がこの江戸期の唐織です。

 

唐織とは主に室町時代に中国・明より舶載された染織物の総称で、金襴や緞子がその例として挙げられます。この唐織を足利将軍夫人が小袖として用い、その小袖を観世太夫が拝領します。夫人の小袖は「唐織」と呼ばれており、その唐織の呼び名が能の中で浸透し、やがて「唐織」の名称自体が能装束のひとつとして定着します。そのため能装束の唐織は主に女性役の表着とされます。

 

絹の生糸を用いた綾織の地に、様々な色で先染めされた糸や金銀糸をまるで刺繍のように浮き織にして豪華絢爛な文様を織り出します。

唐織には作品と役によって赤系の色を使った「紅入(いろいり)」と地味目な色を用いた「紅無/無色(いろなし)」の二種類ありますが今回の唐織は「色無」かと思われます。

六角形の亀甲花菱文様は吉祥文様のひとつで、用いられた色は紫や緑と落ち着いた雰囲気と品格を醸し出しております。色無は主に既婚女性役や霊性を帯びた女性役で用いられる唐織です。一体なんの演目の女性役だったのでしょうか。

今のような照明器具が存在しない江戸時代において金銀糸で織られた唐織は、かがり火のなか舞うシテを幽玄に照らす舞台装置としての役割も大きかったことでしょう。

 

唐織は能装束としてだけでなく茶道具においても名物裂と呼ばれるものも多く存在し、その裂は鑑賞する美術骨董としての地位を確立させております。

ご依頼者様は渡りの貴重な古布などもご蒐集されており、茶道具の仕覆や帛紗に用いるなど古布・古裂を楽しんでいらっしゃいました。今回は古布コレクションの一部を生前整理として古布・能装束の買取りという形でお譲りいただきました。

この度は大変貴重な能装束はじめ古布をお譲り下さりありがとうございました。貴重な能装束です、次の世代へ橋渡ししていきたいと思います。

 

 

「骨董古布はぎれアンティーク着物販売/骨董古布はぎれアンティーク着物買取り 呂芸」では能装束、能面、古布、骨董の買取りを強化しております。

 

能装束や能面、骨董、アンティークテキスタイルなどがございましたらお気軽にお問い合わせください。またご遺品整理やコレクションの処分・整理、蔵や倉庫の整理も承っておりますので気兼ねなくご相談下さいませ。

LINEなどweb査定もしております、気にある骨董がございましたら是非ともご利用ください。

 

 

 

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