江戸期刺繍
関東一円を中心に、全国無料で出張買取いたします。
関東の方はすぐにお伺い致します。
買取品目 | 人形 |
---|---|
買取エリア | 杉並区浜田山 |
買取方法 | 出張買取 |
こんにちは「杉並区で骨董古布はぎれアンティーク着物販売/骨董古布はぎれアンティーク着物買取り 呂芸」です。
本日は杉並区浜田山駅周辺にお住いのお客様宅へ人形の出張査定・出張買取りに行って参りました。
今回ご紹介したい人形が戦後のオキュパイドジャパンかつら替え人形です。
江戸時代から明治時代にかけ人形で着せ替え人形といえば市松人形が主流でしたが、大正期になりますと市松人形の他に様々な人形が作られるようになりました。
これは女の子の人形遊びが多岐に渡り、それに合わせるように人形が作られてたと思われます。
その中でも「着せ替えままごと」で遊ぶために作られた「着せ替え人形」が人気を博します。着せ替え人形と聞きますと衣裳だけかと思われますが、明治・大正期には衣裳のほか、鬘や履物、変わったものでは神楽面に着せ替えできるものとありました。明治時代には10㎝くらいのサイズの練り人形に帯や着物がついた着せ替え人形セットが売り出されると当時の女の子の遊びとして大流行します。
「着せ替え遊び」「ままごと遊び」そして「ごっこ遊び」と人形中心に社会の模倣遊びをしながら社会性や家族性を身につけていくのは今も昔もあまり変わりがないのかもしれませんね。
大正時代は「児童文化の時代」とも言われており、『赤い鳥』など児童雑誌が相次いで創刊され、その中で童話や童謡などが展開されるようになると、そこから詩情豊かな人形が登場することになります。
その頃の人形は子供の心を育てる道具としての意味合いもあり、そこからさくらビスクや文化人形、セルロイド人形やキューピー人形が登場するようになりました。
今回の着せ替え人形は戦後1947年から1952年の間、いわゆるオキュパイドジャパンの時代に作られた輸出用の人形になります。日本は戦後1945年から1952年
までの間、進駐軍の統治下にあり、1947年から1952年の間に制作された輸出品のすべてに「made in occupied」「occcupied japan」と刻印されることが義務付けされます。オキュパイドジャパンで有名なものにノリタケが挙げられますが、他にも陶磁器人形、フィギュリンも人気があり、現在でもオキュパイドジャパンのものはコレクターアイテムとして人気があります。
「the Hanako」とタイトル付けされた輸出用のかつら着せ替え人形の桐箱の蓋裏には6種類の日本髪の結い方と英文による説明があり面白い意匠ですよね。
持ち主様は残念ながらお亡くなりになられ御遺品整理としてご遺族様からのご依頼を受け、このたび人形買取りという形でお譲りいただきました。この他にも持ち主様が大切にされていた人形や郷土人形などの民芸品も併せてお譲りいただきました。
大変貴重な人形をお譲り下さりありがとうございました。戦後のお品です、その意味も含め次の世代に繋げていきたいと思います。
「骨董古布はぎれアンティーク着物販売/骨董古布はぎれアンティーク着物買取り 呂芸」では人形の買取りを強化しております。
飾らなくなった人形などがございましたらお気軽にお問い合わせください。またご遺品整理や終活、生前整理を兼ねたコレクションの処分・整理、蔵や倉庫の整理も承っておりますので気兼ねなくご相談下さいませ。
LINEなどweb査定もしております、気にある骨董がございましたら是非ともご利用ください。
東京都杉並区内は阿佐ヶ谷・天沼・井草・和泉・今川・梅里・永福・上井草・荻窪・久我山・上高井戸・高円寺北・高円寺南・清水・下井草・下高井戸・松庵・善福寺・高井戸・成田・西荻窪・西荻北・西荻南・成田西・成田東・浜田山・方南・堀ノ内・本天沼・松ノ木・南荻窪・宮前・桃井・和田など、周辺は世田谷区・渋谷区・中野区・練馬区・三鷹市・武蔵野市・井の頭駅周辺・吉祥寺駅周辺などにお住いの方には出張査定・出張買取りいたします。
東京都・神奈川・千葉・埼玉・茨城・群馬・栃木といった関東一円、全国出張買取りも承りますのでお気兼ねなくお問合せくださいませ。
店舗 骨董古布はぎれアンティーク着物販売/骨董古布はぎれアンティーク着物買取り/各種教室/呂芸
電話 03-3398-2144
住所 東京都杉並区荻窪5-16-15 井上ビル2F
営業時間 11時~17時00分
買取に関する電話 0120-410-314
受付時間 9時~20時(営業時間と電話受付時間は異なりますのでお気を付けください)
関東一円を中心に、全国無料で出張買取いたします。
関東の方はすぐにお伺い致します。