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こんにちは、さいたま市大宮区の人形高価買取り「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売/骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」です。

本日は埼玉県さいたま市大宮区にお住いのご依頼者宅に人形の出張査定と買取りにお伺い致しました。ここ大宮区は地名の由来となった氷川神社があり正月三が日の初詣参拝者数は全国十指に数えられるほどです。ＪＲ東日本・東部鉄道・埼玉新都市交通共通の駅・大宮駅より樋川神社方面へかけ商店街があり、大宮南銀座は埼玉県有数の繁華街として知られております。しかしその一方で10分ぐらい歩きますと大宮区高鼻町など閑静な住宅街が広がります。

今回ご依頼くださいましたお客様は大宮区高鼻町周辺にお住いの方でご両親が他界されご実家とご遺品の整理中に古い人形や骨董などが出てきたので査定と買取りをして欲しいとご連絡くださいました。

そこで拝見し、買取りさせていただいた人形が大変興味深い人形でしたので今回ご紹介させていただきます。

今回買取りました人形は大正期から昭和初期の文化人形になります。

文化人形とは大正から昭和初期にかけて作られました洋裁布製の人形のことを指し、別名ぶらぶら人形とも呼ばれております。

文化人形の文化とは当時の流行語のようなもので他にも文化包丁など様々な言葉に派生しました。ただ文化人形の歴史自体ははっきりしておらず、明治から大正にかけ日本に輸入された西洋製の人形を模して作られた人形であろうと考えられております。

頭と胴体が一体化されており、顔は別の布に描かれ頭部に貼り付けられております。その頭部はボンネットや帽子などで覆われているため髪の毛は前髪をちょろと出すにとどまるところがポイントと言えます。木毛が詰められた筒状の手足は胴体に簡単に縫い付けられているだけなのでぶらぶらとし、そこからぶらぶら人形と呼ばれる様になりました。

人形の衣裳はエプロンドレスかワンピースが主になり、靴は足部分に直接彩色されているため着脱することはできません。

今でも文化人形を作る方は少なくなく、文化人形の作り方と大正ロマンや昭和モダンっぽい顔の描き方などが現代風にアレンジされ継承されている人形文化ではないでしょうか。

今回買取りしました文化人形はいわゆる当時物で、先述しました文化人形の特徴がよく出た代表的な作例かと思われます。時代的にご依頼者様の曾祖母様の世代の人形かと推察致しました。

保存状態がやや悪かったため人形の買取り価格としては控えめになってはしまいましたが当時物として希少な人形であることには変わりがありません。

次の方とのご縁があるまで責任をもってお預りさせていただきます。

「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売/骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」では人形の買取りを強化しております。

文化人形、ビスクドール、セルロイド製の人形やフィギュリン、陶磁器人形などはございませんでしょうか。

またご自宅の整理や生前整理・終活、コレクションの処分・整理・断捨離、またはご遺品の整理、そして家屋解体に伴う倉庫や納戸・納屋・蔵の整理も承っておりますのでお気軽にご相談下さい。

LINEなどweb査定も行っておりますのでご遠慮なくお問い合わせください。

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