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こんにちは杉並区高円寺の古書・古本買取り「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売/買取りの呂芸」です。

本日は杉並区高円寺にお住いのお客様宅に古書・古本の出張査定と買取りでお伺い致しました。ご依頼者様のお父様がお亡くなりになりご遺品整理を兼ねてご実家を整理されていたところ倉庫より古い本がたくさん出てきたので買取りできるかどうか査定して欲しいとお問い合わせくださいました。お伺いしますと、お父様が子供時代に読まれていたであろう、昭和20年代から30年代に発行された古い漫画雑誌が多く残されておりましたので可能な限りの高額買取りをさせていただきました。

本日買取りしました古書・古本は『少年画報』や『冒険王』『野球少年』などの月刊少年誌の付録本になります。古い雑誌の付録漫画は有名な漫画家が描いた作品も残っており、希少性の高い付録本は高値での買取りが可能です。そこで今回の古書・古本の買取りの中よりご紹介したい付録漫画が秋田書店発行・漫画王の付録漫画、山口あきら作『宮本武蔵』です。発行したのは昭和31年新年号、この頃はまさに月刊少年誌の全盛と言っていいでしょう。

戦後復興から高度経済成長期にかけて出版された月刊少年誌には『少年』『少年画報』そして『冒険王』の三誌が代表的ですが、今回の『漫画王』はもともと『冒険王』の増刊であり後に兄弟誌として独立した少年誌になります。

戦後に流行した赤本漫画や貸本漫画で活躍した漫画家が少年誌で作品を描くようになりストーリー漫画が主流となりつつありました。その中心にいたのが手塚治虫であり横山光輝、石ノ森章太郎と続きます。人気があったのは冒険活劇ものや時代劇、そして昭和30年代にはスーパーヒーローやSFロボット作品なども描かれるようになり当時の少年たちは熱中しました。

1960年代はサンデー・マガジン・ジャンプといった週刊少年誌の台頭により月刊少年誌の規模はだんだんと縮小していき付録漫画も衰退するようになります（一方で月刊少女漫画雑誌は盛隆を極め、付録漫画を始め豪華な付録が人気を博しました）

付録漫画は昭和レトロと呼ばれる骨董の一ジャンルとして確立しており作家性と希少性で買取り価格に影響します。手塚治虫や藤子不二雄、横山光輝、つのだじろう、石ノ森章太郎など昭和を代表する漫画家の作品もあり、その中でも挑戦的な作品や当時人気がなかった作品、また『鉄腕アトム』など人気作品の付録漫画には今でもコレクターアイテムとして高い需要があり高値買取りの可能性が十分あります。

いわゆる団塊の世代の方が幼少期・少年期に夢中になって読まれていた当時の付録漫画などがご自宅の倉庫や蔵に眠っていたら高額での買取りのチャンスかもしれません。

ただし古書・古本の査定と買取りは、紙製品ですので経年劣化しやすく、また少年誌ということもあり当時の持ち主の名前が入っていたりとするため、保存状態・コンディションが重要な要素となります。

古書や古本のご売却を検討された時、最初に思い浮かべるのが大型リサイクルブック店ではないでしょうか。しかしながらリサイクルショップのような買取り業者ではこういった昭和レトロな古書・古本を適正な価格で判断するところは少ないと思われます。もし価値のわからない古い漫画雑誌や付録漫画などの古書・古本がございましたらまずは私たち呂芸にご連絡くださいませ。

LINEなどweb査定も無料にて行っておりますのでご遠慮なくお問い合わせください。

またご自宅の整理や生前整理・終活、コレクションの処分・整理・断捨離、またはご遺品の整理、そして家屋解体に伴う倉庫や納戸・納屋・蔵の整理も承っておりますのでお気軽にご相談下さい。

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東京都・神奈川・千葉・埼玉・茨城・群馬・栃木といった関東一円、全国出張買取りも承りますのでお気兼ねなくお問合せくださいませ。

店舗　骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売・買取り/各種教室/呂芸

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