買取実績

2023.11.28
東京都港区
出張買取

浮世絵の買取(東海道五十三次 版画)東京都港区

浮世絵の買取(東海道五十三次 版画)東京都港区
買取品目浮世絵
買取エリア東京都港区
買取方法出張買取
買取価格40,000

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ご覧下さり誠にありがとうございます、東京都銀座での古布買取「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売・買取の呂芸」です。

 

今回は東京都港区で「東海道五十三次」の版画の買取をさせていただきました。

 

買取に伺った東京都港区は、東京都の中心部に位置する区で、千代田区、中央区とともに都心3区に数えられています。

東側は江東区と向き合い、北側は千代田区・中央区・新宿区と、西側は渋谷区と接しています。南隣は品川区です。

港区は、大きく分けて、芝、麻布、赤坂、高輪、芝浦・港南、5つのエリアに分かれています。特に、芝地区は港区には多くの大企業が本社を構えており、外資系企業の支社なども多くあり、日本経済の中心地のひとつと言えます。

 

港区は、ビジネス街だけではなく、オフィスエリア・商業エリア・住宅街・自然公園・大使館など、観光地や政治的な側面など、多くの顔を持った地域です。

 

現在も高級住宅街として、国内外の富裕層から人気のある地域ですが、実は江戸時代から各地の大名の屋敷が多くあった土地でもあります。

 

現在の六本木ヒルズ付近には毛利家の上屋敷が置かれていました。

他にも力のある大名の屋敷が置かれ、幕府にとって重要な土地でした。

明治時代になると、多くの華族や財閥の関係者が暮らした高級住宅地となり、商業エリアも発展していきました。

 

港区は、近代的なイメージが強いかもしれませんが、古い建築物や歴史的な建造物も多く存在します。

例えば、芝公園周辺には、東京タワーや増上寺、愛宕神社などがあります。

これらの建造物は、日本の伝統的な建築様式や歴史的な価値を持っていることから、外国人観光客からも人気のスポットとなっています。

 

そういった文化、歴史ある土地であり、富裕層も多く住んでいることや、文化芸術に関わるスポットや職業の人が多いことから、骨董品が多く眠っているようで、買取でよく呼んで頂ける地域でもあります。

 

そんな東京都港区で、今回買取させていただいたのが、浮世絵の大家・歌川広重の代表作のひとつ「東海道五十三次」の版画です。

 

浮世絵とは江戸時代に生まれた絵画の一種です。

浮世とは平安時代にみられる「憂し」からの連体形である「憂き」に「世」が付いた「憂き世」が語源と言われています。

「憂し」は「苦しい」「つらい」を意味する言葉で、「憂き世」は「伊勢物語」のなかでは「つらいことの多い世の中」という意味で用いられています。

それが、中世末・江戸時代初頭になると、前代の厭世的思想の裏返しとして享楽的に生きるべき世の中と逆の意味で使われるようになり、そこから「浮世絵」に代表されるように当代流行の風俗を指す「当世風」といった意味でも用いられるようになりました。

 

江戸時代前期の浮世絵には版画がなく、直筆で描かれたもののみでした。

これより昔の絵画は身分の高い人のことを描かれることがほとんどでしたが、民衆の描写が目立つようになっていきます。

 

浮世絵には大きく、絵師の直筆の一点物の「肉筆浮世絵」と版下をもとに量産された「浮世絵版画」があります。そのなかでも、描かれた題材によって種類分けされます。

主な浮世絵の種類は以下のとおりです。

 

役者絵(やくしゃえ)

歌舞伎役者を描いた浮世絵のことです。歌舞伎は、江戸時代に大成し絶大な人気がありました。

鳥居清信、勝川春章、東洲斎写楽などが有名な作家です。

初めのうちは、役者の顔がみな同じに描かれており、描かれている家紋で、どの役者を描いたか見分けさせるものがほとんどでしたが、勝川春章が現れてから、顔を似せて描かれるようになりました。

 

美人画(びじんが)

美しい女性を描いた浮世絵です。架空の女性を描くものもあれば、実在の女性を描いたものもあります。

遊郭が店の宣伝として名前を入れた花魁の絵を描かせることもありました。

 

死絵(しにえ)

役者や戯作者など、江戸における著名人が亡くなったときに発行される浮世絵です。

歌舞伎役者の中には江戸と上方を往復して巡業する人も多かったので、有名な役者には地方のファンも多かったため、日本各地にいるファンに対し情報を伝える手段として描かれていました。

浮世絵は、情報伝達の遅い時代にこういった情報を伝える役割も果たしていたのです。

死絵には、亡くなった人の絵姿に、没年月日・戒名・菩提寺・辞世の句などの情報が添えられています。

 

張交絵(はりまぜえ)

一枚の絵が漫画のように何コマかに分割されており、それぞれのコマに関連のない絵が描かれた浮世絵です。

切り取ってシールのように貼り付けて使ったりするようです。

全部のコマを一人の浮世絵師が手がけることもあれば、複数の絵師で合作することもありました。張交絵は、今回買取させていただいた「東海道五十三次」の作者である歌川広重が考案したといわれています。

 

武者絵(むしゃえ)

有名な合戦や名高い武将や英雄などを描いた浮世絵です。文学作品上に登場する架空の英雄を描いた絵も含まれます。

大昔から描かれたテーマですが、はじめて浮世絵で描かれたのは、江戸時代前期。1672年菱川師宣(ひしかわもろのぶ)が描いた「武家百人一首」からだと言われています。

江戸時代後期には歌川国芳の描いた武者絵が注目を集めました。

当時、「水滸伝」(すいこでん)という小説が流行しており、それに乗じて描いた「水滸伝豪傑百八人之一個」の錦絵シリーズを描いたところ大変な人気を博しました。

 

源氏絵(げんじえ)

紫式部作の物語、「源氏物語」を題材にした浮世絵です。

絵巻や画帖で詞と絵画を組み合わせ、物語を描いたものから、屏風に一場面を大きく描いたものまで種々の形式があります。

 

鯰絵(なまずえ)

大地震を鯰に見立てて描いた浮世絵です。

大地震は鯰(なまず)が起こしているという民間信仰から描かれ、安政2年に起こった安政の大地震の直後に大量に出回りました。

地中で地震を起こす大鯰を鹿島大明神が要石で押さえることによって地震を鎮めるという俗説を絵画化したものの他、地震の被害状況を伝えたものなどがあります。

 

横浜絵(よこはまえ)

当時、横浜にいた外国人や西洋風建築物を題材にした浮世絵です。

幕末から明治初頭に流行しました。主に横浜港、商館風建物、異国人の風俗などが描かれています。

1858年に日米通商条約が結ばれてから、横浜の街は開港され、急速に欧米文化を受け入れることになり、時代を映す浮世絵の題材となりました。

江戸にいた人たちにとっては、横浜の欧米化を目にする機会が少なかったので、情報伝達として役立ったようです。「横浜浮世絵」「ハマ絵」「横浜錦絵」などとも呼ばれます。

 

新聞錦絵(しんぶんにしきえ)

明治初期の数年間に発行された東京日々新聞に描かれたものです。

芸術作品というより、。報道として使用されており、個人的なゴシップネタが題材とされることもありました。

絵を描いて版を作って発行するまでに時間がかかることから、ほとんどが明治7年(1874年)から明治14年(1881年)の短期間に発行され、姿を消しました。

 

名所絵(めいしょえ)

名所を描いた風景画の浮世絵のことです。

今回買取させていただいた「東海道五十三次」の名所絵になります。

江戸の中期から後期にかけては地方から来た人が江戸土産に持って帰るために、江戸の名所を描いたものが多かったのですが、江戸後期から幕末にかけて、江戸に旅行(お伊勢詣)ブームが起こってからは、東海道など日本各地の名所を描いたものが多くなりました。

明治になり新しい文化として蒸気機関車などが描かれた「開化絵」も名所絵の一部とも言える。

 

浮世絵の作家としては、葛飾北斎、安藤広重、歌川広重など、現代でも世界的に評価の高い作家が多くいます。

今回買取させていただいた「東海道五十三次」の作者である歌川広重も世界的に有名な浮世絵作家のひとりです。

 

歌川広重は江戸時代の浮世絵師で、世界的に有名な浮世絵の巨匠です。江戸の定火消しの安藤家に生まれ、幼いころから絵心があったといわれています。

風景を描いた木版画で大人気の画家となり、ゴッホやモネなどの西洋の画家にも影響を与えたことはよく知られています。

 

歌川広重は生涯を通して「東海道シリーズ」の作品を二十数種類制作しています。

その中でも最も傑作といわれるのは、一番初めに描いた出版元保永堂で刊行した「東海道五十三次」です。東海道の宿駅を中心とした景観や習俗を描いた浮世絵木版画で、当時の文化風俗を知る資料としても人気があり、海外にもコレクターは多数います。

知名度も高く、お品によってはクリスティーズなどでも取引されているほどです。

東海道五十三次は当時多くの旅行者に愛されていた作品で、今回買取させていただいたお品は、巻物上になっており、片手で持てるほどの大きさであることから、当時の旅行者には重宝されたと思われます。

 

浮世絵の買取価格は、お品物の状態に大きく左右されます。

裂けやシミ、色褪せ、修復の後などは値段を下げる要因となることが多いので、注意が必要です。

今回のお品は、経年劣化はみられるものの全体的に保存状態が良かったことから、40,000円という査定額でした。

丁寧に鑑定させていただき、ご納得の上で買取させていただきました。

 

銀座呂芸は、1985年に創業し、骨董品の売買を行っております。

今回のような浮世絵以外にも、仏像・現代絵画・工芸品など、幅広いジャンルの買取をさせていただいております。

 

皆様の大切なお品物をお預かりする際「呂芸に相談して良かった!」と言って頂けるような取引を心がけており、細心の注意を払うとともに、確かな目利きで丁寧で適正な査定を行っております。

また、査定金額の理由につきましても、ご納得いただけるよう、丁寧にご説明しております。

 

浮世絵だけではなく、遺品・生前整理などで、手放したいコレクションがあるときは、ぜひ、当店へご相談ください。

今回は東京都港区での買取となりましたが、無料で全国出張買取も行っております。

査定内容にご納得いただけましたら、その場で現金をお支払いさせていただきます。

 

どうぞお気軽にご相談ください。

 

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東京都・神奈川・千葉・埼玉・茨城・群馬・栃木といった関東一円、全国出張買取も承りますのでお気兼ねなくお問合せくださいませ。

 

 

 

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