江戸期刺繍
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買取品目 | 骨董品茶道具 |
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買取エリア | 渋谷区松濤 |
買取方法 | 出張買取 |
こんにちは「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売/骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」です。
本日は渋谷区松濤にお住いのお客様宅に骨董の出張査定・出張買取りに行って参りました。渋谷区松濤は渋谷区南西部に位置し、かつてあった茶園「松濤園」にその名を由来する、高級住宅街とBunkamuraや戸栗美術館など文化・芸術施設も充実した地区です。松濤園は江戸時代この地にあった紀州徳川家の下屋敷を明治時代に旧佐賀藩主・鍋島家が譲り受け、そこに狭山茶を移植して茶園を開いたことが始まりとされております。
今回はそんな渋谷区松濤より彩色豊かな豆皿が人気の骨董、珉平焼のご紹介です。
珉平焼は文政年間(1818~1830)に醤油醸造家だった賀集珉平(かしゅうみんぺい)が兵庫県淡路島で開きました。淡路焼とも呼ばれ、黄釉や青釉、白地に鉄砂釉で絵付けをする絵高麗写しなど珉平が開発したとされております。その後、天保5年(1843年)には京焼の窯元・高橋道八の三男・尾形周平を京都より招いたことにより京焼風の作品も作られ、茶褐釉や鬱白陶など創製します。
賀集珉平は本業の醤油醸造を辞め、製陶に従事し、所有していた山を売るなどして資金を作り、まさに淡路島で産業を興そうとしていたことが徳島藩主・蜂須賀氏に認められ官窯となりました。
藩の支援を受けたこの頃には中国青花陶や艶黒釉なども発明されました。
珉平の死後は明治16年(1883年)に珉平の親族・欅田善次郎が本窯を買い上げ淡陶社を設立し珉平焼を継承した食器や花器、玩具などの製造販売を始め、その後タイルの生産や珉平焼の輸出も手掛けるようになります。現在では淡陶社はダントーホールディングス株式会社と名称を変え、東証一部上場企業として広く知られております。
今回拝見しました珉平焼は人気の手塩皿です。手塩皿は「おてしょ」と呼ばれ、醤油などの小皿として用いられるのが一般的ですが、そのサイズより色々な用途で使えることから人気の高い骨董のひとつです。茶道具のひとつ、菓子皿などに見立てると茶席が華やかに彩られるかもしれません。
陰刻で草花文が描かれております。青釉の発色もよくヒビ、欠けない完品になります。
珉平焼は使い勝手の良さ、色味の美しさ、モダンなデザインなことから女性ファンの方が多い骨董のひとつといえます。
お持ちの方は残念ながらお亡くなりになられ、ご遺族の方よりご遺品の整理のご依頼を受け、骨董の買取りとしてお譲りいただきました。
食卓を豊かにする生活骨董を多くご蒐集された女性の方で、この他にも上手の古伊万里の向付など拝見させていただきました。お料理の好きな方だったようで、ご家庭でちょっとした懐石のようなものを作る際、珉平焼や古伊万里を使われていたそうです。生活の中で骨董を楽しまれる場合、新しい傷を作らないように注意したいですね。
この度は彩色豊かな珉平焼をお譲り下さりありがとうございました。次の方にお渡しできるまで責任をもってお預りさせていただきます。
「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売/骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」では珉平焼や古伊万里などの骨董の買取りを強化しております。
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