江戸期刺繍
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買取品目 | 茶道具 |
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買取エリア | 長野県安曇野市 |
買取方法 | 出張買取 |
こんにちは「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売/骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」です。
本日は長野県安曇野市のお客様宅に茶道具の出張査定・出張買取りに行って参りました。
その中で今回ご紹介したいのが南部鉄器・南部鉄瓶です。
南部鉄器とは17世紀初めの頃、現在の岩手県盛岡市周辺を中心に支配していた南部藩が盛岡に京都から茶釜職人を招へいしたことが始まりとされております。その後各地より鋳物師や茶釜職人を南部藩に呼び茶釜や日用品などが作られるようになります。その中で有坂家・鈴木家・藤田家・小泉家の四家が南部藩の鋳物を支えたと言っても過言ではございません。
一方で現在の岩手県奥州市周辺でも伊達藩の庇護のもと日用品をはじめ仏具や幕末期には大砲まで鋳造するようになるほど鋳造が盛んに行われておりました。
明治の廃藩置県とともに盛岡・奥州の南部鉄器は衰退していきますが、逆に両産地の技術交流や流通の体制整理が進み展覧会などで入賞したことを契機に日本各地より注文が増えることになります。
戦後になりますと盛岡市を中心とした南部鉄瓶商工業協同組合(現在の南部鉄器協同組合)と奥州水沢市を中心とした水沢鋳物工業協同組合が共に設立され、両者により1959年(昭和34年)岩手県内統一組織として「岩手県南部鉄器協同組合連合会」が発足します。
1975年(昭和50年)には通商産業大臣指定伝統的工芸品に指定され、国の伝統工芸のひとつとして広く知られるようになります。
拝見しました南部鉄器・南部鉄瓶ですが地紋には霰文ではなく松の文様があしらわれております。これは蓋の摘みが松の実(松ぼっくり)の意匠で作られていることから胴の文様も合わせた面白い趣向に思われます。
鉄瓶は使って育てる茶道具と言われております。鉄瓶は使用しないと錆びるため日々使用し湯垢と呼ばれる白い膜を内部に覆わせることが肝要です。
お湯を沸かした際に中に付着した赤錆により赤い水が出るようでしたら30分から1時間くらいの間お湯を沸かしては捨て、を繰り返し水の色をご確認下さい。水が透明になっても鉄臭いのどがあればまだ錆が落ちきってはおりませんので繰り返しお湯を沸かしてください。
そうして日々鉄瓶を育てますと、きっとかけがえのない茶道具になってくれることでしょう。
この度はお譲り下さりありがとうございました。
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