江戸期刺繍
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買取品目 | 茶道具 |
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買取エリア | 杉並区善福寺 |
買取方法 | 出張買取 |
こんにちは「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売/骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」です。
本日は杉並区善福寺周辺にお住いのご依頼者様宅にて茶道具・急須の出張査定・出張買取りに行って参りました。杉並区善福寺は町域内に駅はございませんがバスの利便性が高く、それぞれ中央線・吉祥寺駅や西荻窪駅、荻窪駅、さらには西武新宿線・上石神井駅を利用される方が多いようです。
杉並区の荻窪駅・阿佐ヶ谷駅周辺は井伏鱒二や与謝野晶子、太宰治など大正・昭和を代表する文人・作家が多く住み文人趣味でも賑わった地域ですが、今回ご紹介したい茶道具はまさにそんな杉並区にある意味相応しい茶道具でしょう。
今回お譲りいただいた茶道具は中国江蘇省宜興で採れる紫砂を用いた急須「宜興紫砂茶壺」です。中国では急須を茶壺と呼び煎茶道具として大変人気があります。
宜興紫砂は紫と書かれるため紫色っぽいと誤解されがちですが、宜興で採れる天然土は総じてそう呼ばれております。その中で朱泥と呼ばれる赤土がお茶との相性が良い土のひとつとして認知されており、宜興の紫砂茶壺・朱泥急須は日本に伝わると江戸時代には朱泥急須ブームが巻き起こるほどでした。
宜興紫砂の急須は煎れたお茶の香りを濃く保ち続ける特徴があります。これは宜興朱泥が持つ独特の粗さが香りが逃げるのを防ぐためで、長く使い込めば急須の内側に茶渋が付着しそれが層となってお湯を入れただけでお茶のいい香りが立つまでに育ちます。江戸時代、黄檗宗の僧・隠元隆琦が始めたとされる煎茶道は中国の文人の暮らしや思想に想いをはせる京都の文人墨客に愛され受け入れられます。
明治・大正と西洋化が進み中国文人趣味の煎茶道は衰退しますが戦後復興とともに1960年代から再び煎茶道が隆盛を極め、恵孟臣(けいもうしん)製の朱泥急須は大変人気があり煎茶道を嗜む者にとって垂涎の煎茶道具だったと言えるでしょう。
今回拝見しました宜興紫砂茶壺ですが、お持ちだった方は残念ながらお亡くなりになられご遺族様よりご遺品の整理を兼ねて茶道具の買取りという形でお譲りいただきました。
ご依頼者様のお祖父様にあたる方で他にも煎茶道具の煎茶碗をお持ちでした。漢詩などの書道関連の書籍もございましたのでかなり熱心に取り組まれていたことが推察できました。高度経済成長期を支えたサラリーマンをされながら煎茶道、文人の持つ自由さに癒しを求められたのかもしれません。
この度は大変趣きのある茶道具をお譲り下さりありがとうございました。
「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売/骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」では茶道具、宜興紫砂茶壺、朱泥急須など煎茶道具の買取りを強化しております。
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