江戸期刺繍
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買取品目 | 茶道具 |
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買取エリア | 杉並区永福 |
買取方法 | 出張買取 |
こんにちは「杉並区で骨董品古布はぎれアンティーク着物販売/骨董品古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」です。
本日は杉並区西永福駅周辺にて茶道具とお着物の買取りに行って参りました。
お母様の御遺品整理ということでご遺族様が茶道具及びお着物の出張査定・出張買取りにご依頼下さりました。
その中より今回ご紹介したいのが黒織部の沓茶碗になります。
織部焼は千利休の弟子・古田織部が指導し始められたと言われており、いわゆる「織部好み」と呼ばれる斬新かつ奇抜とさえ言える色使いが特徴の、桃山文化を代表する焼き物のひとつです。
織部は緑色の青織部が最も有名でそのほとんどが食器類を占めます。一方織部黒や黒織部と呼ばれるもののほとんどが茶碗になります。当時の瀬戸で鉄釉薬を用い、1150℃くらいの真っ赤に焼けた器を水に浸け一気に冷やすと漆黒に色を変化させる技法が発明されると、天正黒と呼ばれる大ぶりの瀬戸黒が焼かれるようになります。
瀬戸黒は引き出し黒とも言われており、その漆黒は侘び茶碗として重用されました。この漆黒の技法は織部にも踏襲され見事な侘び寂びを演出しております。
また織部焼の魅力は造形美だと思います。神官が履く靴の形を連想させることから「沓茶碗」と呼ばれる独特の形をしています。古田織部は茶碗の中に動きを見せることで、師匠・千利休とは違った独創的な美の世界観を確立したと言えます。
古田織部を主人公にしたマンガ『へうげもの』という作品があります。へうげとは「ひょうきんな」や「おどけた」などやんちゃな遊び心といった意味合いが込められた言葉です。それは茶道の中に古田織部が表現した自由な心だったのではないでしょうか。
「オリヘ茶碗」の箱書きと共に表千家十代御家元吸江斎・祥翁宗左の花押が書かれております。
文政元年(1818年)に生まれ万延元年(1860年)に亡くなっておりますので江戸時代末期の御家元になります。
表千家とは三千家と呼ばれる千利休直系にあたる三家の流派の総称であり、表千家の他に裏千家と武者小路千家とございます。表千家では11代御家元の碌々斎・瑞翁宗左が明治以降の茶道を確立させたことでも有名です。
三千家の書付は単純な真贋の判断材料としてでなく茶道具の格付けにも大きく関わります。
もし茶道具のご売却をご検討中でしたら箱書きの有無をご確認下さいませ。
お持ちでしたお母様のご家系では代々茶道を嗜まれており、この黒織部も先代より引き継がれた茶道具のひとつとのことでした。同時にお譲りいただいたお着物も見事な鮫小紋でした。お茶道具やお着物からも茶の湯を楽しんでこられたことが推察でき、持ち主様の格式の中にある自由さのような御心を感じました。
この度は大変時代のある茶道具と格の高いお着物をお譲り下さりありがとうございました。次の世代に繋げていきたいと思います。
「骨董品古布はぎれアンティーク着物販売/骨董品古布はぎれアンティーク着物買取り 呂芸」では茶道具やお着物の買取りを強化しております。
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