江戸期刺繍
関東一円を中心に、全国無料で出張買取いたします。
関東の方はすぐにお伺い致します。
買取品目 | 骨董品茶道具 |
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買取エリア | 福島県会津若松市 |
買取方法 | 出張買取 |
こんにちは、福島県会津若松市で骨董買取り強化中「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売/骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」です。
本日は福島県会津若松市のお客様宅に骨董の出張査定・出張買取りにお伺い致しました。
福島県会津若松市の若松の名称は蒲生氏郷が黒川から若松へ改名したことが由来します。蒲生氏郷の出身地、滋賀県蒲生郡日野町にあったとされる日野城(中野城)に近い馬見岡錦向神社の参道周辺にあった「若松の杜」から引用したと言われております。
福島県会津地方の中心都市でもある、会津若松市より今回ご紹介したい骨董が十四代柿右衛門、葡萄リス文花瓶・一輪生です。
酒井田柿右衛門は佐賀県有田焼の陶芸家であり江戸時代より代々継がれている名跡です。当代十五代が活躍されております。
今回拝見しました作品は十四代柿右衛門の錦手・葡萄リス文花瓶です。
十四代柿右衛門は多摩美術大学日本画科で日本画を学びます。そのため十四代柿右衛門の絵付けは余白の使い方、間の取り方、構図が絶妙で国内外を問わず高く評価されております。2001年に色絵磁器の技術保持者として重要無形文化財・人間国宝に認定され今現在も骨董買取りとして人気の高い陶芸家の一人と言えましょう。
また十二代柿右衛門と十三代柿右衛門が心血を注ぎ復活させた濁手は十四代柿右衛門にも受け継がれ濁手の名手としても知られております。
柿右衛門の作品は柿右衛門名義ではありますが数十人の職人による工房で作陶されたものがあることは広く知られております。柿右衛門本人の作品は濁手と赤絵の技法が惜しみなく用いられ、工房の作品とは一線を画す作行きであり、そこには柿右衛門窯の経営者としてではなく、酒井田柿右衛門という一個人、職人としてのプライドと名跡を背負う覚悟が感じられます。
今回の十四代柿右衛門の作品は工房によるものです。元々柿右衛門様式と呼ばれる陶芸技法は個人単独で行われていなかったのではないかという学説もあり、チームプレイによる分業だからこそ高品質を担保できると考えられます。
ご所有者様は残念ながらお亡くなりになられご遺族様よりご遺品の整理のご依頼を受け、この度は骨董買取りとしてお譲りいただきました。
生前はサラリーマンをされ百貨店などで骨董をご購入されたとのこと、この十四代柿右衛門の作品もそのひとつとお伺い致しました。他にも茶道具をご蒐集されておりましたので併せて茶道具買取りとしてお譲りいただきました。この柿右衛門の花瓶は一輪生と書かれておりますのでお茶の席で花入にも使われたのかもしれません。
当時はまだバブル経済、仕事を頑張った自分へのご褒美に「いつか人間国宝の作品を」と思われていた骨董好きな方も少なくないでしょう。品のある作品です、床の間に置くことで癒してくれる存在だったのかもしれません。
この度は凛とした出で立ちの骨董をお譲り下さりありがとうございました。
「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売/骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」では骨董の買取りを強化しております。
ご自宅の整理や生前整理・終活、コレクションの処分・整理・断捨離、またはご遺品の整理、そして家屋解体に伴う倉庫や納屋・蔵の整理も承っておりますのでお気軽にご相談下さい。
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