江戸期刺繍
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関東の方はすぐにお伺い致します。
買取品目 | 骨董品 |
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買取エリア | 杉並区阿佐ヶ谷 |
買取方法 | 出張買取 |
こんにちは「杉並区で骨董品古布はぎれアンティーク着物販売/骨董品古布はぎれアンティーク着物買取の呂芸」です。
本日は杉並区は南阿佐ヶ谷駅周辺にお住いのお客様宅に骨董の出張査定、出張買取へお伺い致しました。
今回ご紹介したいのは桃山時代の青織部向付です。
松皮菱の大胆な造形美と片身替わりと呼ばれる緑釉薬と長石釉のコントラストに鉄絵が自由な筆致で描かれた逸品ですね。
織部焼は美濃焼のひとつですが、その意匠は桃山茶陶の集大成とも言えましょう。
織部焼は、千利休亡き後の関白豊臣秀吉の茶頭となり天下一の茶人と言われた大名茶人・古田織部の指導のもと焼かれ始めたとされております(古田織部による直接的関与は有力視されておりますが文献不足により不明、今後の調査が待たれます。)
慶長6年(1601年)頃、美濃に連房式登窯という新しい技術を加藤景延が唐津より導入し築窯したものです。今では元屋敷窯跡として黒織部や青織部など様々な美濃桃山陶が焼かれたことで知られております。美濃焼の自由闊達な作行きは大名や公家、堺や京の富豪の「茶の湯」において珍重され、また美濃焼もそれに呼応するかのように発展していきます。
織部焼はそんな桃山の自由さ、活気を織部好みと呼ばれる意匠をもって表現し、利休の求めた均整・調和の美とは対照的な「へうげた」美を演出しております。
今回拝見した織部は「青織部」と呼ばれる織部焼を代表する種類のひとつです。緑釉と長石釉をかけ分け、白い部分には鉄絵を施します。器全体に緑釉をかけた総織部と呼ばれるものもあり模様は釘彫などで施されており同じ緑釉の器でも意匠の違いが楽しめます。
この他にも織部黒や黒織部、赤織部、そして赤土と白土のたたらで成形し、赤土には鉄絵を白土には緑釉を施された鳴海織部などがあります。
織部焼の見所は造形にもあります。松皮菱は桃山織部の代表的造形ですね。織部焼は「円」という均等と調和の象徴のような造形からの離脱を意識的に進めていたように思え、既成の価値観にとらわれない自由な発想から生まれる破壊的でもあり創造的でもある造形美を感じます。
ご依頼者様は代々ご商売をされてきたご家系の方で今回実家の整理・断捨離を兼ねて骨董買取という形でお譲り下さいました。
非常に品格のある青織部向付をお譲り下さりありがとうございました。必ず次の代に繋げていきたいと存じます。
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