江戸期刺繍
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ご実家の整理中に発見もしくは先代から譲り受けた中国古銭のご売却を検討されている方はいらっしゃいますか。
最近では中国の古銭が高値で取引されていると聞いたことがあるし、どのように処分・売却をすればいいのか悩まれている方も少なくないと思われます。
率直に申し上げて、中国古銭の売り時は今でしょう。
中国古銭は日本の古銭以上に買取価格が高額なものも多く存在します。
しかし高額取引な分、イミテーション、つまり贋物も多く存在してしまうのも事実です。
さらに中国古銭の種類は多く、どの古銭に高い評価額がつくのか中々判別は難しいかと思われます。
そこで今回は、中国古銭の種類と価値について述べていきたいと思います。
・刀銭(刀貨):包丁のような形をしていることから名付けられました。主に中国の春秋戦国時代の斉・燕・越などで流通した青銅製の貨幣です。形状から、尖首刀・斉刀・明刀(方首刀)・円首刀の4種類に分けられております。
・布銭(布貨):鋤の形をしており中国の春秋戦国時代、韓・魏・趙・晋で流通した青銅製の貨幣になります。空首布と、平首布とに大別されております。
・義鼻銭:表面の模様が蟻の顔のように見えることから名付けられました。戦国時代の楚で流通しました。表面には文字のようなものが彫られております。貝を模して作られた青銅製の貨幣であることから銅貝とも呼ばれております。
・圜銭(かんせん):円板の中心に丸もしくは正方形の穴を開けた形をしている青銅製の貨幣です。戦国時代中期より秦・韓・魏・趙などで流通します。
秦の始皇帝は中国を初めて統一すると貨幣の統一も行われるようになり圜銭の形が統一されます。
いわゆる半両銭です。
半両銭は歴史的価値が非常に高い中国古銭ですが現代の日本の古銭市場においてはそれほど重視されておりません。
それは春秋戦国時代の青銅製の貨幣も同様で日本の古銭買取市場での相場はそこまで高値がつく古銭ではありません。
しかしそれは日本国内でも古銭市場に限った話であり、中国のマーケットなどでは予想以上の高額取引がされている青銅貨幣も少なくありません。
海外バイヤーなどへの海外販路のある中国古銭買取店でしたら日本国内の古銭市場の平均相場より高額での買取の可能性も十分ございます。
・五朱銭:半両銭は重くて不便ということから前漢時代に鋳造された楡莢銭(ゆきょうせん)と呼ばれる軽い青銅貨幣が流通するのですが大変質が悪く買取相場においてはほとんど評価されておりません。しばらくして五朱銭が前漢の武帝により鋳造されるようになります。五朱銭は長期に渡り流通した貨幣として知られており、前漢時代から唐代までの約700年もの間使用されました。
人気のある中国古銭のひとつですがレプリカや贋作が大変多い貨幣でもあります。
・開元通宝:唐の時代に鋳造されました開元通宝は日本の和同開珎のお手本となった貨幣として知られております。
上下・右左の順に開・元・通・宝と現在では読みますが当時は時計回りで開通元宝と読んだと云われております。
16分類273種類もあることから古銭市場での相場はそこまで高いものではありません。
・宋銭:宋銭とは中国の宋代に鋳造された貨幣になります。宋元通宝にはじまり、太平通宝・淳化元宝・至道元宝・咸平元宝・景徳元宝・祥符元宝など歴代の開元のたびに新銭が鋳造されました。
宋銭は種類によってはプレミアがつき海外オークションにて数千万円での落札もされております。
また北宋銭の宣和元宝は保存状態などもございますが11万円の査定がついたケースもございます。
ただ宋銭は発掘品であることが多く、状態の悪いものが多い古銭でもあります。
ひび割れや劣化の少ないものは少ないためコンディションのよい宋銭であれば高額査定が期待できます。
ただ鐚銭(びたせん)と呼ばれる質の悪いものも大変多いので注意が必要です。
・明銭:明銭とは中国明代に鋳造された貨幣です。室町時代の日本でも大量に輸入され流通します。室町幕府の発した撰銭令では洪武通宝・永楽通宝・宣徳通宝が根本渡唐銭として重視されました。
中でも永楽通宝は古銭コレクターの中でも人気のある古銭のひとつです。織田信長の旗印としても有名で保存状態の良し悪しなどで高額買取となる可能性がございます。
洪武通宝は北京・浙江・江西・広東・福建など鋳造地を示す文字が貨幣の背面に記されている物もあり、書体などのバリエーションの豊富さが特徴です。
・清朝時代の貨幣:清朝銭は大変人気のある中国古銭です。康熙通宝・雍正通宝・乾隆通宝をはじめ、咸豊通宝など歴代の年間ごとに鋳造されました。咸豊通宝は1851年から10年間発行された古銭ですが1文銭から当千銭まで非常の多くの種類があります。一百と書かれた当百銭ひとつにしても、いくつか種類があり、大きさが8㎝近くもあるものも存在します。
また清朝とは別に太平天国が発行した貨幣も古銭コレクターに人気があります。
中国古銭は保存状態の良し悪しで査定価格に大きく影響します。
そのため状態を良くしようと錆や汚れを取ろうとすると、かえってキズをつけてしまい反対に価値を下げてしまう恐れもございます。
お持ちの中国古銭に汚れが付いていても現状のまま査定や見積もりに出すようにしましょう。
また中国古銭の買取は相場熱によって価格が変動しております。
現在の古銭相場をきちんと把握した古銭買取業者を選ぶことが肝要です。業者によっては買取価格に差があることが往々にしてございます。
中国古銭の種類は非常に多く、一体どれがプレミア古銭なのか把握が困難です。そのため買取査定を安く見積もり買取をする業者も見受けられます。中国古銭の知識が豊富で相場観のある鑑定士が在籍している買取業者にご相談することを強くお勧め致します。
そういったご不安を解消するためにも複数の買取業者に見積もりを取るのもよろしいでしょう。
中国古銭の売却は今がピークと言われております。
中国古銭の種類は刀銭や環銭など多岐に渡り、プレミア価値のつく中国古銭も存在します。その中には海外オークションにて数千万円の価格で落札されたものもあるほどです。
中国古銭を高額で査定してもらうには中国古銭に対し造詣の深い買取業者を選出することです。古銭というジャンルは見た目がほぼ同じでも査定結果が全く真逆ということもございます。その違いをきちんと見極めることができる買取業者を是非お選びください。
現在では「中国古銭 買取」などの検索ワードでネット検索すると買取業者が何件もヒットし、どの買取業者がよいかお悩みになられるかと思われます。その中から「大手の買取業者だから」「芸能人を広告に使っているから」と言うだけで信用なさらず、複数の古銭買取業者に見積もりを取ることをお薦めいたします。
今は画像を添付しそのまま査定の依頼ができるLINE査定サービスを無料で行っている業者がほとんどです。
こういったサービスを利用しお客様に合った買取業者をお選びください。
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この記事を書いた人
東京美術倶楽部 桃李会
集芳会 桃椀会 所属
丹下 健(Tange Ken)
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