こんにちは「骨董古布はぎれアンティーク着物販売/骨董古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」です。

本日は長野県松本市にて古布・着物の買取りに行って参りました。

旧家の方からの古布・着物の出張査定・買取りのご依頼で、木綿を沢山お譲り頂きました。

縞や絣、藍染と染めも織りも色々で、布団皮や野良着、普段着に単純にボロ布・古い布と用途も様々だったのですがいずれも戦前は時代があり、十二分に価値のある木綿と判断しましたので木綿古布買取りとしてお譲り頂きました。

ご依頼者様も昔からある布で捨てるにはもったいないとお感じになられ、弊社・呂芸にご連絡くださいました。

そうなんです、こういった古い布や一見するとボロい布は容易に捨てられてしまうことが多い骨董なんです。

とはいえ「古布や古いお着物が価値があるのか、ボロ切れなのか判断が難しい」ともご依頼者様もおっしゃっておりました。その判断のお手伝いを私たち呂芸がさせていただいております。

今回画像ではごさっと古布が纏まってはございますが、一枚一枚拝見して時代と希少性について査定させていただきました。

いろいろお伺いしておりますと江戸時代より続く名家の方で、この木綿の量にも納得でした。木綿布が今のように安い布とされるのは明治・大正以降の工業化によるところが大きく、江戸時代には日本各地で織られたとはいえ高価な布のひとつでした。それは綿花栽培が気候に左右されたからであり実際、寒い東北地方などでは綿花の生育が良くなく主な布帛は麻でした。ですので東北地方や山間地方で木綿が沢山あるということ自体、富の象徴とも言えます。

木綿の骨董的価値をご説明させていただくとご依頼者様も驚かれていらしゃいました。

同時にタンスの肥やしになっていました古いお着物も買取りをさせていただきました。

大変時代のある古布やお着物をお譲り下さりありがとうございました。

藍染木綿やアンティーク着物と呼ばれるジャンルは近年新鋭のファッションデザイナーの方がリメイク素材として用い、その価値が見直されているジャンルでもあります。そういった次の世代の若い方にも見ていただけたら嬉しいですね。

「骨董古布はぎれアンティーク着物販売/骨董古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」では古布、着物、アンティークテキスタイル、アンティークファブリックの買取りを強化しております。

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