江戸期刺繍
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買取品目 | 民芸品着物・古布 |
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買取エリア | 杉並区久我山 |
買取方法 | 出張買取 |
こんにちは「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売/骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」です。
本日は杉並区久我山にある富士見ヶ丘駅周辺にお住いのお客様宅に古布・着物や民芸品の買取りに行って参りました。
その中より今回は非常に珍しい古布、唐木綿をご紹介したいと思います。
唐木綿は16世紀より中国・明より輸入された綿織物を指します。中国より本格的に木綿の輸入がされるようになったのは室町後期、桃山時代となります。
その後江戸幕府の鎖国政策が布かれるようになり長崎の出島を通してオランダ船舶、中国船舶とのみ交易が許され、オランダ東インド会社などからインド更紗や唐桟留など南方系の木綿が輸入されました。
唐木綿の特徴として、インド更紗や唐桟留とは違う厚手の綿織物であることが挙げられます。織り方も紋織や捩織(もじりおり)など多岐にわたり表情豊かな文様が織り出されております。それは時代時代の大名や貴族、豪商や茶人などの数寄の対象として珍重されることとなりました。
産地としては中国南方であろうと言われております。中国南部には様々な部族が暮らしており、各々の染織文化を形成しております。唐木綿はそんな南方系の少数民族の、例えばタイ部族の苗族などの染織文化の影響が色濃く見受けられるのも特徴です。ただ厚手の木綿はオランダ・東インド会社を介して入ってきた「阿蘭陀縞」と呼ばれる唐桟のひとつも輸入されており、厳密な産地は今後の研究が待たれるところです。
染織はその土地独自の風土により形成されていますが、唐木綿もまさに独自性が際立った染織物です。作意の見えない美しさがあります。これは日本の民藝だけではなく世界の民藝に共通している要素だと思います。中国南方系の民族衣装も藍染を基調として刺繍をしたり浮織を施したりと日本の染織品とはまた違った味わいがあります。手紡ぎの糸に手織りでザックリ・もっさりと織られ、その素朴さこそ唐木綿はじめ綿織物の民藝最大の魅力ではないでしょうか。味わいとしては丹波布が最も近いかもしれません。
お持ちの方は残念ながらお亡くなりになられご遺族様よりご遺品の整理ということで古布・着物、民芸品の買取りという形でお譲りいただきました。
他にも藍染の木綿や型染の木綿、子供用の着物、一つ身などアンティーク着物を同時に査定・買取りをさせていただきました。民芸品も科布(榀布)や芭蕉布など「民藝」と言うべき染織品を多くご蒐集されていました。古布や古裂は細工物に利用される方が多く、今回お持ちの方も茶道具などを包む仕覆や帛紗を主に作られていたとご遺族様から伺い納得の古布ラインナップでした。
この度は大変貴重な古布・民芸品をお譲り下さりありがとうございました。
「骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物販売/骨董茶道具古布はぎれアンティーク着物買取りの呂芸」では古布の買取り、アンティーク着物・高級着物の買取り、および民芸品・民藝の買取りを強化しております。
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